大好評につき、医師たちが実践する美容法をこっそり聞いてみた Part2【素敵ドクターズ100名の養生ルーティン⑦】
胸鎖乳突筋をマッサージ。顔の筋肉もほぐれます
パソコン作業などでも詰まりがちな胸鎖乳突筋を意識しているのは、美容皮膚科医の飛田砂織さんだ。 「入浴中に、頸部の胸鎖乳突筋を優しく押しほぐします。また洗髪中には、丁寧に頭皮のマッサージをしています。昼間は意外と気づかないものですが結構こっていて、血流がよくなるのを感じます。顔の筋肉も、頸部と頭部のマッサージでほぐれて、リラックスできます」(飛田砂織先生)
【教えてくれたのは】 飛田砂織さん 美容皮膚科医。クリニックシュアー銀座院長。1995年群馬大学医学部卒。東京大学医学部附属病院にて研修後、東京大学や北里大学の救命救急センターで救急医として勤務。激務により肌のトラブルを経験し、美容皮膚治療の大切さを痛感。東京女子医科大学附属青山女性医療研究所美容医療科を経て、2015年に「クリニックシュアー銀座」を開設。国際学会へ積極的に参加し、世界最新の美容治療情報を得て治療を行っている。
脚のながらトレーニングで、O脚がよくなってきました
美容皮膚科・漢方内科医の住吉周子さんは、オリジナルのトレーニングで体の気になる部分を解消。 「歯磨き中などの“ながら”トレーニングですが、脚をきれいにするためのトレーニングを毎日やっています。トレーナーの先生に教えていただいた膝を意識的に回す動きです。まだ始めて半年ちょっとですが、O脚の具合がよくなってきています。内転筋、臀部の筋肉も意識できてヒップアップにもつながります」(住吉周子先生)
両足を床につけて真っすぐ立つ。左右の指とかかとはくっつけるように意識。
土踏まずを引き上げて、膝のお皿が外に向くよう外旋させる。同時に、ふくらはぎもぐるっと回して左右のふくらはぎをくっつける。
【教えてくれたのは】 住吉周子さん 美容皮膚科・漢方内科医。Shuko Clinic 美容皮膚科・漢方内科。美容クリニック院長、ラッフルズメディカルクリニック皮膚科部長を経て、2017年より「Shuko Clinic」院長に。
専用の検査をして腸内環境を改善。現在、テロメア年齢は35歳!
皮膚科医、形成外科医、女性泌尿器科医の水野寿子さんは、腸活で老化にアプローチしているという。 「便の検査を行い、個人ごとに不足する有用菌(善玉菌)が好むとされる食物繊維を摂取。腸活に励んでいます。明らかな体調の変化はありませんが、半年間の服用で、テロメア年齢が約6歳ほど若返りました。老化に対するエビデンスのある介入方法は、今のところ腸内細菌しかありませんが、少なくともテロメアレベルでは確かなのでは、と実感しています。年齢は61歳ですが、現在テロメア年齢は35歳です」(水野寿子先生)