宇宙飛行士・野口さんが会見(全文1)挑戦で得られる成長が怖さを上回る
民間の宇宙進出に期待することは
福井新聞:福井新聞の藤野です。よろしくお願いします。聞こえますでしょうか。 野口:聞こえてます。 福井新聞:前回は若狭高校のサバ缶のお話をしていただいてありがとうございます。今回はSpaceXという、民間の宇宙船にも乗られるということで、われわれの、福井県から超小型の人工衛星の3サイズがあるんですけども、すでに3個ほど放出されているんですが、そういう宇宙産業への進出というのを書かれて、企業さんがバックにということもありまして、民間の宇宙産業への進出にご期待であるとか、ご見解も伺いたいなと思っていますが、いかがでしょうか。 野口:はい、ありがとうございます。前回は若狭高校のサバ缶、宇宙食の話をさせていただきましたけど、福井県から超小型衛星という形で挑戦していただいているのは本当にありがたいことだなと思います。 今回のSpaceX【自身 00:18:00】も宇宙ベンチャーから始まって、まさにNASAの屋台骨を支えるような【**** 00:18:10】に成長してきてますので、そういう意味では日本の地方で頑張っていただいている宇宙ベンチャーが日本の将来の宇宙産業・宇宙開発を担ってくれることを期待しています。 福井新聞:はい、ありがとうございます。成功を祈ってます。 野口:ありがとうございます。 司会:はい、次にまいります。朝日新聞の小川さん、どうぞお願いします。
米国でも「鬼滅の刃」を読んでいたのか
朝日新聞:朝日新聞の小川です。聞こえますでしょうか。 野口:はい、聞こえます。よろしくお願いします。 朝日新聞:お願いします。昨日、ケネディ宇宙センターに到着したときに、野口さんが会見で、全集中で頑張りたいとおっしゃってたんですけども、アメリカでも『鬼滅の刃』とかの漫画を読んでたんでしょうか。また読んでたとすると、例えば今回のミッションで士気を高めたりするのに参考になりそうな場面とか、せりふがあったら教えてください。 野口:ありがとうございます。「鬼滅」、そうですね、見てます。はっきり言うと娘の影響で見てるんですけど、すごく面白いと思いますし、仲間と一緒に力を合わせて全集中で臨むというところは、今回われわれのミッションは4人ですけれども、柱のように、それぞれの力を、専門性を高めて、共通の、われわれは共通の敵ではなくて、共通の成功、そしてみんなに明るい未来を感じてほしいという大きな目標に向かって、一致団結して、全集中で臨みたいと思います。 朝日新聞:ありがとうございます。全集中の呼吸で頑張ってください。 野口:ありがとうございます。 司会:はい、ありがとうございました。それでは次にまいります。読売新聞の【ナカイ 00:20:01】さん、お願いします。 【書き起こし】宇宙飛行士・野口さんが会見 全文2に続く