創業400周年! 老舗カステラ「福砂屋」の伝統・こだわりに迫る 伊勢丹新宿店で特別催事も
番組後半では、ゲストに福砂屋のカステラ好きで知られる小森隼さん(GENERATIONS from EXILE TRIBE)を迎え、住吉とともに福砂屋400周年を記念して作られたお菓子をいただきました。
千代香は、カステラ生地に香り付けの日本酒を配合して焼き上げ、餡子(あんこ)を包んだお菓子。福砂屋では1969年まで製造販売をしていましたが、カステラづくりへ専念するため、惜しまれつつも製造販売終了したものでした。その後もレシピは大切に保管されており、今回の復活は実に55年ぶりとなります。 創業400周年を迎えるにあたり、当時の焼き手であった元職人から現代の職人へ技術を伝承。カステラ同様、職人の手技によって生み出される当時の技術を完全再現するべく、約1年の練習を積み重ねてから製造に至ったと言います。
スタジオでは、茶道を習う住吉が点てた抹茶とともに千代香を味わいました。小森さんは「福砂屋さん独特のカステラの甘味と、餡子との相性が抜群です。甘さが上品で、餡子は甘すぎず、しっとりした食感ですね」とレポート。住吉も「外のカステラの甘い風味の皮と、餡子がすごく合いますね!」と感想を述べました。千代香の販売は伊勢丹新宿店にて10月2日(水)~10月8日(火)まで各日300箱限りとなります。 続けて、2人は特別催事にて数量限定販売される限定復刻の「虎福の夢 紅」を試食。「虎福の夢 紅」は、2011年に東横のれん街60周年記念に開発された菓子で、室町時代後期に京都で創業し、5世紀にわたり和菓子屋を営む「とらや」とのコラボで生まれた商品です。福砂屋創業400周年を記念して、8年ぶりに待望の復刻を果たしました。
上段は福砂屋のカステラ、中段は紅色が美しいとらやの煉羊羹(ねりようかん)、下段はカステラの材料に、とらやのさらし餡を混ぜたオリジナルの生地。とらやの餡と福砂屋のカステラを一度に味わえる一品です。 「虎福の夢 紅」を食べた住吉は「まるで味のベストアルバムのようです。次々とおいしさが訪れる感覚です」と絶賛。小森さんも「一緒に焼き上げられていることで贅沢感がすごくありますね。おいしい!」と太鼓判を押しました。 伊勢丹新宿店にて数量限定で販売される「虎福の夢 紅」の販売期間は、9月25日(水)~10月1日(火)まで。各日300個限定販売となりなります。特別催事の詳細、販売商品については公式サイト「福砂屋 伊勢丹新宿店 400周年企画」をご確認ください。