創業400周年! 老舗カステラ「福砂屋」の伝統・こだわりに迫る 伊勢丹新宿店で特別催事も
◆原点回帰と創意工夫でカステラを守り続ける
カステラの歴史を紐解き、400年にわたって製法を守り続けている福砂屋の味のこだわりに迫った今回の番組。住吉は取材を通じ、福砂屋のカステラを食べたときに感じるほっとした気持ちの理由を知ることができたと話します。 400年の歴史で価値観やテクノロジーは大きく変化しているなか、福砂屋がその技を絶やさずに伝えてきたことは、企業努力と誠実さの賜物です。さらに、技を守り続ける人々の技術や精神は、私たちにとっても「未来への大きな財産」につながります。住吉は「100年後の人たちも福砂屋のカステラを食べて、きっと温かい心になるのではないでしょうか」とコメントしました。 最後に、福砂屋 取締役総務部長・殿村修司さんから“福砂屋の未来”について語っていただいた言葉をご紹介します。 <殿村さんの言葉> 当社社長もよく申し上げていることですが、福砂屋は手作りの伝統を日々にたしかめ、ひたすら文化を創造してまいりました。伝統はかたくなに守るものではなく、時代認識を持ち大切に育てていくことを肝に銘じ、伝統をつないできました。 創業の心への原点回帰と創意工夫を支えとして、これからもお客様との絆を大切に、「カステラ 時をつなぐ 心をつなぐ」をキーワードとし、カステラ作りの心とものづくりの心を大切にして、時をつないでいく所存です。 400周年に携われる瞬間にいる、そこに務めているのは素敵なことだなと思っています。当社に携わる人含めてみんながいつも感じていることですし、僕自身も日々大切に思っていることですが、次の100年に向けて“変えるもの”と“変えてはいけないもの”を着実に見極め、カステラ文化の創造・普及・発展を今後も親身となっておこない、当社しかできないこと、当社だから伝えることを大切に、次の百年を目指していきたいなと思っております。 * TOKYO FMとJFNが運営する音声サービス「AuDee(オーディー)」では、特別編集版も配信中です。 また、今回の特番のフォトレポートは公式サイト「TOKYO FM・FM長崎 共同制作 福砂屋400周年記念特番 カステラのルーツを訪ねて」にて公開中です。 (「TOKYO FM・FM長崎 共同制作 福砂屋400周年記念特番 カステラのルーツを訪ねて」2024年9月23日(月・振休)放送より)