猛暑に雷雨に台風5号も 気が休まらない三連休 東北は連休後半から雨風強まる 東・北日本の太平洋側は高波に警戒
きょう9日(金)も厳しい猛暑と大気の不安定な状態が続く。あす10日(土)からの三連休もさほど状況は変わらず、体調管理や空模様の変化に注意が必要だ。さらに台風5号が北上しており、12日(月)から13日(火)にかけて、東北など北日本に接近する見通し。連休後半は東北を中心に雨や風が強まりそうだ。また、波の影響は台風が遠いうちから出てくるため、北日本や東日本の太平洋側では連休前半から高波に警戒が必要となる。
きょうも猛暑続く
きょうも関東から西では軒並み35℃以上の猛暑日となり、東海や近畿では40℃近くまで上がる所もありそうだ。日が暮れてからも気温はあまり下がらず、熱帯夜も続くため、夜も熱中症に注意が必要となる。連日の暑さや大きな地震による不安などで睡眠が十分にとれず、体力が消耗している方もいるかもしれない。熱中症対策を万全に行い、無理のない行動を心掛けてほしい。
三連休も猛暑 台風の影響も
あす10日(土)からの三連休も猛暑と雷雨に注意が必要となる。東海から西では36℃前後まで気温が上がり、関東も内陸部を中心に猛暑日が続く見込み。雷雨の範囲は狭まるものの、所々、発雷確率が高くなっているため、天気の急変に注意が必要だ。
また、台風5号は今後、西よりにカーブしながら北上する見通し。台風は12日(月)から13日(火)ごろにかけて北日本に接近し、東北を中心に大荒れの天気となることが予想される。ただ、波の影響は早めに出てくるため、東日本や北日本の太平洋側では連休前半から波が高く、しける所がありそうだ。海のレジャーや船舶などは高波に注意が必要となる。雨や風も次第に強まってくる見込み。 (気象予報士・多胡安那)