沖縄パワーで表彰台へ! 平良響と『オキナワドリームレーシング』が2025年のTGR GR86/BRZ Cupに参戦
12月18日、沖縄トヨタは記者発表会を行い、新たにレーシングチーム『オキナワドリームレーシング』を発足させ、沖縄県沖縄市出身の平良響を迎え2025年からのTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupに参戦すると発表した。 【沖縄らしさあふれるレーシングスーツを着た平良響】 沖縄市出身の平良は、2020年にFIA-F4チャンピオンを獲得し、スーパーフォーミュラ・ライツ、スーパーGT GT300クラス、スーパー耐久での2クラス王座獲得などさまざまな経験を経て、いまやトップドライバーのひとりとして成長し、2024年にはいよいよ全日本スーパーフォーミュラ選手権参戦も果たしている。 そんな平良を応援し、沖縄のモータースポーツファンを増やすべく、新たなプロジェクトがスタートした。沖縄トヨタは『沖縄響プロジェクト』と題した活動をスタートさせ、レーシングチーム『オキナワドリームレーシング』を発足させた。 平良を迎え2025年に参戦するのは、激戦のTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup。平良は2023年からシリーズに参戦しチャンピオン争いも展開。3年目のシーズンは地元沖縄の名を背負って戦うことになった。 18日には沖縄で発表会も行われ、オキナワドリームレーシングのチーム代表を務めることになった野原朝昌沖縄トヨタ自動車代表取締役社長、GRガレージ沖縄の玉城安喜チーフメカニック、国内レースで豊富な経験をもつキムインターナショナルの金敬模監督が出席。真新しいレーシングスーツをまとった平良とともに、沖縄らしさにあふれ、沖縄のスポンサーのロゴが多く躍るカラーリングのGR86がお披露目された。 「このクルマも初めて見て、レーシングスーツも今日初めて着たのですが、“沖縄感”全開で、沖縄のみんなで戦いにいくんだな、という感じがしています。沖縄パワーで、表彰台に乗りたいと思います」と平良は笑顔で意気込みを語った。 沖縄のモータースポーツの振興、発展、そして沖縄の夢を乗せて戦う平良とオキナワドリームレーシング。TGR GR86/BRZ Cupでどんな戦いをみせてくれるか、楽しみなところだろう。 オキナワドリームレーシング 2025年TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 参戦概要 ドライバー:平良響 チーム代表:野原朝昌(沖縄トヨタ自動車代表取締役社長) 監督:金敬模(キムインターナショナル) チーフメカニック:玉城安喜(GRガレージ沖縄) カーナンバー:未定 タイヤ:ブリヂストン [オートスポーツweb 2024年12月25日]