角田裕毅「僕とレッドブル・レーシングとの戦いを見てください」2025年に向け不退転の決意…ファンの前で抱負を口に|WEDNESDAY F1 TIME
レーシングブルズの角田裕毅が、2025年に向けて意欲を示している。 角田はオフ期間を迎えて一度は日本に帰国したものの、そこからレッドブル人事の動きもあり、一時かなりの予定変更を余儀なくされていた。 【動画】角田裕毅 トークショー Oh Yuki Tsunoda♪ 地元凱旋を果たした相模原のヒーローを大歓声が迎える そしてレッドブルは4シーズン在籍したセルジオ・ペレスとの契約を解消し、現地時間19日にレッドブルはリアム・ローソンを来季のレギュラードライバーとして採用すると正式発表した。 それから数日後の23日、角田は地元である神奈川県相模原市でファンミーティングを行い、応援するファンの前でコメントを発した。その内容は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #39』内で公開されている。
イベントの司会進行はF1実況担当のサッシャ氏が務め、来季に向けた目標を角田に直撃した。角田本人は「来年(2025年)はまだ正直考えていないですけど……」と語りつつ、2024年はさらに成長した手応えがあったと振り返った。 「もちろん今年はかなりステップアップできたと思います。過去2年よりは面白いレースができたかな、と思う」 「今の自分の流れだったり、ステップアップできたことは大切にして、今のままその状態をさらにシャープに、クオリティを上げていきたい」
2024年は3度目の日本GPで、待望の母国レース初入賞を果たした。2025年はさらに上を狙っているとのこと。 「あとは日本GPで今年以上のレースをしたいですし、正直、クルマのパフォーマンスにもよりますけど、9位以上(※2024年の鈴鹿は10位)狙えたらいいなと。9位だけじゃなく表彰台を狙えたら最高です」そして角田は2025年に向けて「あとは……。僕とレッドブル・レーシングとの戦いを見てください」とファンの前で宣言した。 角田はアルファタウリから2021年にF1デビューを果たし、それから続いているレーシングブルズで在籍5季目へと入ることになった。 これまで角田はニック・デ・フリース、ダニエル・リカルド、そしてローソンと、2023年から常に僚友を上回る成績を残していた。 だが今回のローソン昇格により、角田にとっては明確な目標だったはずのレッドブルへの道が事実上消滅した形になった。だが角田本人は切り替えて前を向いている。