競馬場がお得なテーマパークに?ファミリーも安心して楽しめる理由とは
家族で外出やレジャーを楽しみたいけれど「費用がかさむ」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。そこでおすすめしたい場所が、競馬場です。競馬場は、動物園や水族館などと比べ、少ない費用で楽しめる場所として注目を集めています。 今回は「競馬場の入場料は、具体的にいくらなのか」「競馬場でどのようなことを楽しめるのか」について解説します。
競馬場がファミリーも安心して楽しめる理由
競馬場がファミリーでも安心して楽しめる理由には、おもに以下の3つがあります。 ●動物園に行くよりも費用を安くおさえられる ●子ども向けのイベントや施設が多数用意されている ●飲食できる施設なども充実している ■動物園に行くよりも費用を安くおさえられる 競馬場の入場料は動物園などよりも比較的安く設定されており、家族で楽しむ場合も費用をおさえることが可能です。馬券を購入しない場合でも上記の料金のみで入場でき、競馬場内の施設を楽しめます。 総務省統計局の「2022年小売物価統計調査」によると、東京都区部の文化施設入場料(動物園や水族館などの入園料)の平均は、1人あたり1290円であることが分かりました。 一方、東京都府中市にある東京競馬場の入場料は、競馬開催時は原則200円(15歳未満無料)、パークウインズ時(競馬を開催していないとき)は無料となっています。 このような価格設定がされている競馬場は、全国各地にあります。表1は、全国の動物園や水族館などの入場料と競馬場の入場料を比較したものです。 表1
※パークウインズ時は無料 京都市動物園 一般750円(中学生以下無料) ※JRA日本中央競馬会「東京競馬場 営業時間案内、中山競馬場 営業時間案内、中山競馬場 営業時間案内、京都競馬場 営業時間案内」、千葉市 千葉市動物公園「開園時間・料金」、神奈川県川崎競馬組合 川崎競馬場ガイド「芝生広場・お子様向け遊具のご案内」、公益財団法人横浜市緑の協会 よこはま動物園ズーラシア「開園時間・入園料」、名古屋市東山動植物園「総合案内」、京都市 京都市動物園「料金・年間パスポート」を基に筆者作成 表1の通り、競馬場の入場料は動物園などに比べ、大幅に安くなっています。 ■子ども向けのイベントや施設が多数用意されている 競馬場には、子ども向けのイベントや施設が多数用意されています。 例えば、東京競馬場にある子ども向けの遊具が設置されたエリアや、噴水で遊べるエリアです。馬とふれあうことや、体験乗馬もできます。中京競馬場にあるのは、馬場内遊園地です。さまざまな遊具やトリックアートを見られる場所もあり、家族全員で楽しめるでしょう。 京都競馬場では、実際にポニーに触れながら、馬の体の特徴について学べるイベントが開催されています。川崎競馬場は、豊富な遊具や広い芝生のあるスポットが用意されていることが特徴です。 ■飲食できる施設なども充実している 競馬場には家族で飲食可能な施設も充実しており、競馬以外でも楽しめるよう整備されています。例えば東京競馬場は、そば・うどんやカレーなど、さまざまなレストランがあることが特徴です。川崎競馬場では、たこ焼きや焼きそばなど、屋台風のグルメも楽しめます。