【中学受験2025】学習塾が勧める「高大接続改革を積極的に進めている中高一貫校」ランキング
大学通信は2024年12月4日、学習塾が勧める中高一貫校ランキング2024「高大接続改革の取り組みを積極的に進めている中高一貫校」を発表した。3位は中央大附(東京・共学)、4位は東洋大京北(東京・共学)、5位は東海大付相模(神奈川・共学)がランクイン。1位と2位は大学通信のWebサイトより確認できる。 【画像】大学通信
学習塾が勧める中高一貫校ランキングは、大学通信が首都圏の学習塾にアンケートを実施し、303の学習塾の塾長、教室長から得た回答をもとに独自にランキングしたもの。アンケートは項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイントのように集計している。
高大接続改革を積極的に進めている中高一貫校ランキングは、3位「中央大附(東京・共学)」、4位「東洋大京北(東京・共学)」、5位「東海大付相模(神奈川・共学)」、6位「法政大第二(神奈川・共学)」、7位「佐野日本大中教(栃木・共学)」、8位「芝浦工業大附(東京・共学)」、9位「宝仙学園(東京・共学)」、10位「明治大付明治(東京・共学)」。
3位の「中央大附」は、前年8位から5ランク上昇。同校は中央大学の併設校としての利点を生かした教育を推進している。中学では中央大学ロースクール(法科大学院)を訪問し、法教育の授業を通して、法解釈や法手続きのあり方を学ぶ。高校は、文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けており、最先端技術に関わる研究者を招いて話を聞く「SSH講演会」や、高校3年の理系の生徒を対象とした「Project in Science II」など、大学と連携したプログラムを展開している。
4位の「東洋大京北」は前年6位から2ランクアップ。同校は2015年4月、新校舎誕生とともに男女共学の東洋大学附属校となり「東洋大学附属校推薦入学枠」を導入した。東洋大学と連携したさまざまなプログラムも展開。中高大連携講座「未来の科学者育成プロジェクト」のほか、東洋大学で学ぶ留学生を招いて英会話や簡単なゲームで交流するイベント、大学訪問、附属3校高大連携プログラム「Summer Academia」などを実施している。