【食品業界2022】値上げさらに拡大へ 産業コスト構造が変化、メーカー努力でカバー限界
2021年は、食品値上げがさまざまなカテゴリーへと拡大した。2021年上期6月までは日本食糧新聞調べで14業種だったが、2021年12月10日現在では約80業種にまで価格改定は広がっている。日本食糧新聞では、さらなる価格改定が進むかを調査・予測した結果、新たに17業種で2022年の価格改定の可能性があることが分かった。一方で今年も価格改定の可能性が低いとの回答は20業種となった。業種間の差異はあれこそ、コストに見合う価格適正化は、安定供給継続のための必須条件。業界全体の健全な発展へ、早期での浸透が望まれる。
本文:3,600文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
日本食糧新聞社