角田裕毅「本当に悔しかった」カナダGP残り5周の“ミス”を反省…スピン後”神回避”した後続には「ヒュルケンベルグ様様です」|WEDNESDAY F1 TIME
第9戦カナダGPを終えた角田裕毅が、同レースについて振り返っている。 予選では今季7度目となるQ3進出を果たし、決勝では8番グリッドからのレース開始となった角田。第1スティントのインターミディエイトで走り続け、25/70周目にローガン・サージェントのスピンによってセーフティーカー出動となると、ライバル勢がピットインする中、角田はステイアウトを続けた。 【動画】「やさしくないスロコンくんだ」角田裕毅がカナダGPレース終盤のスピンを振り返る 角田はこれでポジションを大きく上げることに成功すると、45/70周目にドライのミディアムへと変更し、P7をキープしてピットアウト。終盤にはエステバン・オコンに抜かれ、抜き返すタイミングを見計らって駆け引きを続けていた66/70周目のターン8で、痛恨のオーバーラン。 濡れたグラスで滑り、ターン9奥のトラック上で角田はストップした。これで大きく順位を落とした角田は、14位でフィニッシュとなっている。本人も「あれは僕のミスです」とレース後に語り、結果を悔やんでいた。
このシーンについて角田本人が『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #16』で状況を説明した。 番組MCのサッシャ氏が“結構ブレーキも大変な感じだったんですか?”と聞くと、角田は新ブレーキの使い方が十分ではなかったと明かしている。 「ブレーキはもともと苦しんでいて。なかなか合わせ切ることができずにいたんですけど、でも自分のミスですね」 路面状況がウェットからドライに変わり、かなり消耗するレースだったとのこと。“タイヤも替えて、戦略もズバッとハマんないと。コンディションも変わった中で、毎ラップ多分ブレーキもアクセルもアジャストしながらやらなくちゃいけないというタフなレースだったのでは?”とサッシャ氏が聞くと、角田は「集中力もかなり使いました」と同意している。 「ブレーキが今回ブレンボ、新しいブレーキマテリアルを今回、モナコGPかな?その前ぐらいから使っていて」