僕、このまま終わるんじゃないですか――はじめしゃちょーの「ガチ相談」、佐藤二朗の回答は
佐藤:芸能人がYouTubeやるのはどう思ってるの? やっぱり脅威? はじめしゃちょー:最初は若干「うわ、やべえ」って。でも結局、その人に合うか、合わないかですから。 佐藤:その差ってどこにあるの。 はじめしゃちょー:いろんな要素があって、難しいな。セルフプロデュース力だったり、作り込まれたものに寄り添って才能を発揮する方もいますし。見る人のニーズとマッチするかも大きい気がします。そこで、僕、佐藤さんに相談したいことがあって。 佐藤:何だい、いきなり。 はじめしゃちょー:僕、将来どうすればいいですか。この先の目標も、今が良すぎて、ないんですよ。 佐藤:ユーチューバーを一生の仕事にするつもりはないの? はじめしゃちょー:できるものなら。でも年取って需要があるかって言われると……。 佐藤:そのときはそのとき。例えば50歳になったあなたならではのアイデアが出てくるんじゃないですか。 はじめしゃちょー:これからも、動画に携わっていられたらなと思っています。順風満帆なら、うれしいですけど。 佐藤:あなたのスラッとしたルックス、ばかばかしいことを本気でやるアイデア、ちょっと滑舌が悪い感じの面白さ。いろんな要素が奇跡的に合ったからこそのトップランナーでしょう。やっぱりすごいことなんだよ。 はじめしゃちょー:いえいえ、運です。
売れない頃から支えてくれた糟糠の妻と、大切な一人息子。家族への愛をはばからず口にする佐藤二朗に、はじめしゃちょーは“結婚への憧れ”と“パートナー選びの不安”を素直に吐露した。 佐藤:結婚願望は? はじめしゃちょー:結婚したいです! 佐藤:おっと、即答だ。かぶせ気味だ。 はじめしゃちょー:コロナのせいで、今、閉鎖的じゃないですか。ステイホームしてると「あれ? 僕、このまま終わるんじゃないか」って孤独を感じて。 佐藤:しかしあなたは900万人とつながってるじゃないですか。なのに孤独? はじめしゃちょー:逆にこういう仕事だからこそ、直接会って話すとか、触れ合うことの大切さを実感しはじめていて、その矢先にこういう事態に……。いや、結婚してえ~! 佐藤さんのご家庭、ほんとに幸せそうで、うらやましい。 佐藤:幸せだからね。でも、ぶっちゃけさ、もてるでしょ? はじめしゃちょー:いや。まあ……。それなりにもてたりはしてますけど。 佐藤:むかつくね。 はじめしゃちょー:待ってください、違うんですよ! 自意識過剰かもしれないですけど、何かを狙ってんじゃないかとか、やっぱ思っちゃうんですよ。俺の何が欲しいんだっていう。 佐藤:うわあ、それはなっちゃうだろうな、分かる。そういう意味では僕は何者でもない時に出会った妻だから。 はじめしゃちょー:手遅れじゃないですか、僕もう。 佐藤:お金あるとなぁ。もはやあなたを知らない人を探すのは難しいけど、本当のパートナーに巡り合えたらいいね。 はじめしゃちょー:ここ、ちょっと構えちゃいますね。 佐藤:いや、もう結婚は無理だね。ずっと一人で生きていきなさい、あなた。 はじめしゃちょー:嫌です!