ダービー王・平原康多の涙、「必ず成り上がる」強烈ルーキー登場! 2024年競輪シーンの感動&秘蔵ショット大公開!/前編
2024年もnetkeirinは、選手のリアルな声を伝える現地ニュースやグレードレースのハイレベルな戦い、選手のロングインタビューなどアツい競輪トピックスを発信してきました。そこで昨年に続き、年末年始特別企画「2024年の競輪シーン・感動&秘蔵ショット」を公開! 惜しくも記事に使用されなかった名写真や、競輪ファンに「もう一度見て欲しい!」写真の数々をお届けします。
奈良の三谷兄弟、地元記念決勝で感動のワンツー
2月の奈良記念は、地元の三谷兄弟が6年ぶりにワンツー決着。弟・竜生(左)が連覇し通算3度目の優勝、兄・将太が準優勝。決勝は三谷兄弟のほか脇本雄太、古性優作ら近畿勢は7名勝ち上がり、3つのラインに分かれた。兄・将太はレース後インタビューで「竜生、捲り切ってくれ!」と前を走る弟に心の中で叫んでいたと語る。優勝した弟を引き立たせる兄のしぐさに心が熱くなる写真。(編集M・U)
坂口楓華が初タイトル! 最後の「ガルコレ」でV
ガールズケイリンは大幅な番組改編が行われ、ガルコレも2024年で終了。最後のガルコレを制したのは、これまで一度もタイトルを獲っていないことが不思議なくらいの実力者。これをきっかけにさらなる飛躍に期待がかかる。(編集I)
平原康多が41歳でダービー王に! S班返り咲き決める
2023年はケガが相次ぎ、KEIRINグランプリの連続出場もストップ。2024年、そんな傷だらけの平原が迎えたのは全盛期でも勝てなかったダービー。決勝は、関東ラインの先頭・吉田拓矢が決死のカマシ先行、番手の平原は最終直線で抜け出し悲願のダービー制覇。ラインを誰よりも大事にしてきた平原がラインの力で復活を遂げた感動の一戦。優勝インタビューで珍しく涙を流したシーンに心打たれた。(編集I)
元Jリーガー北井佑季がG1初制覇
6月、岸和田競輪「高松宮記念杯競輪」を制し、G1初制覇した北井佑季。そのストイックさで選手たちからも一目置かれる男が、ついに掴んだビッグタイトル。これまでの己が道を振り返ってか、目に熱いものが浮かぶ。一流にこだわる北井が見事やってのけた後の、恍惚とした表情が印象的。(編集K・T)