【スーパーカー3台対決】ランボルギーニ ウラカン ステラート対ポルシェ911 GT3 RS対KTM X-Bow GT-XR
ラウジッツリンクに戻ると、「ウラカン ステラート」はシャーシの大きな動きと、リアグリップを失いたくなるような楽しさに驚かされる。長い右カーブを全開で走り、車がわずかにドリフトし始めたところで急ブレーキをかける。それを好み、うまく扱える人なら、2速ギアにシフトダウンして次の左カーブに飛び込むことができる。イン側の頂点で、ピンポイントの正確さで縁石の上をステラートが走り抜ける。そんなことになってもこのサーキットでは、スポーツタイヤを履いた兄弟車よりもはるかに深刻ではない。
高い車高とソフトなセッティングは、車を少し不安定に感じさせるように設計されている。これはエンターテイメント目的に大いに活用できる。そして、まさにランボルギーニが意図したとおりだ。車体の動きが多く、グリップが弱く、性能が優れているため、最高の横方向の楽しさを制御することができる。後継車である「テメラリオ」にもこのような車があるだろうか?このクレイジーな楽しい車を作った後では、イタリア人は何でもできると信じているに違いない。
他の2台のスポーツモデルについてはどうだろう?カーボンファイバー、巨大なウィング、ファットスプリッターなど、型破りなドライビングの楽しさについて語っているうちに、それらを忘れてしまいそうになった。ここで、最高の時間と理想的なラインを誰よりも熟知し、「X-Bow GT-XR」と「911 GT3 RS」の両方をスーパーテストで運転した人物に、その体験談を語ってもらおう。 プロフェッショナルドライバーのギド ナウマンの登場だ。
GT2レーシングカーを単にロードカーに改造しただけ
「KTM X-Bow GT-XR」は、GT2レーシングカーを単にロードカーに改造しただけの走るためのマシンだ。では、まずルックスについて話そう。このオーストリアのジェット機は、昨年2週間、私のゲストとしてスーパーテストに参加した。私の住んでいる通りでは、渋滞が日常茶飯事だが、幸いにも追突事故を起こすようなことは一度もなかった。
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