レッサーパンダの生態や魅力を楽しめる!日本平動物園で「国際レッサーパンダデー2024」を開催
静岡市立日本平動物園は、2024年9月21日(土)の「国際レッサーパンダデー」に合わせて、9月7日から29日(日)まで、レッサーパンダの生態や魅力に触れるイベント「国際レッサーパンダデー2024」を開催。また、9月21日(土)・22日(祝)、10月12日(土)・13日(日)の4日間限定で「夜の動物園2024」も開催され、普段とは異なる夜の動物の姿を楽しむことができる。 【写真】こんなにキュート!レッサーパンダの魅力を存分に堪能しよう ■「国際レッサーパンダデー」とは? 「国際レッサーパンダデー」は、レッサーパンダの保全活動を行う団体「Red Panda Network」が毎年9月の第3土曜に定めた日で、レッサーパンダの魅力や保全の重要性を広く知ってもらうために制定された。 ■イベント情報 レッサーパンダの「ごはんだもんで!」(有料イベント) 期間:2024年9月7日~29日(日) 場所:レッサーパンダ館含む周辺エリア 内容:ヒントをもとにエサカードを探すイベント。すべて見つけると「限定トレーディングカード」がもらえる レッサーパンダの解説パネル展示 期間:2024年9月7日~29日(日) 場所:ビジターセンター 内容:レッサーパンダの生態やクイズのパネル展示 レッサーパンダ特別ガイド 日時:2024年9月21日(土)~23日(振休)各日13時30分~ 内容:飼育員によるレッサーパンダの歴史や生態についてのガイド、手話通訳付き その他イベント チャリティーグッズの販売(9月21日~)や食事タイムの見学なども予定 ■日本平動物園について 日本平動物園は、1969年に開園し、富士山を望む景勝地に位置する静岡市立の動物園。日本国内の「レッサーパンダ」の繁殖計画・情報交換の司令塔を担っていることから「レッサーパンダの聖地」として知られている。 日本平動物園でのレッサーパンダの飼育は、1980年に中国・西安市から日中友好の動物大使として贈られたことに始まった。2023年には2年ぶりに赤ちゃんが誕生し、現在は7頭のレッサーパンダが暮らしている。立ち上がる姿で話題になった千葉市動物公園の「風太」くんも、日本平動物園で生まれた。 日本平動物園のレッサーパンダはリンゴが大好物で、主食として与えられる竹の葉は、動物園の裏山から新鮮な竹を切り出して用意されている。好みに合わないと“プイッ”と横を向いて食べない、グルメな性格の持ち主だ。 ■動物の夜の行動を観察できる!「夜の動物園2024」 日本平動物園で毎年期間限定で開催される「夜の動物園」では、通常の営業時間(16時30分まで)では見られないレッサーパンダをはじめとする動物たちの夜の行動を観察できる。 <開催日時> 2024年9月21日(土)・22日(祝)、10月12日(土)・13日(日)17時30分~20時30分(最終入園19時30分) <注意事項> ・昼、夜の部は完全入替制で、昼の部は16時30分に終了し、一度閉園するため、夜の部まで続けて園内にとどまることはできない。 ・夜の動物園に車で来園する場合、事前申込による「駐車場整理券」が必要となる。整理券を持っていない場合は、無料シャトルバス(JR東静岡駅南口発)を利用する必要あり。 <イベント内容> 毎年恒例の動物型イルミネーションや、静岡英和学院大学の学生たちが企画したスペシャルフォトスポットが登場。また、管理を放棄された“放任竹林”の整備を担う竹林整備団体「チックリンと山の仲間」、「アカリノワ」、および静岡市環境共生課の協力のもと、“放任竹林”の竹を使用して動物が描かれた竹灯籠も設置される。これらの竹灯籠が灯され、夜のフォトスポットとして楽しむことができる。 さらに、東海道広重美術館では、浮世絵に描かれた動物たちが展示される「うきよえどうぶつ館」も10月6日(日)まで開催中。この展示は、静岡市東海道広重美術館の開館30周年と静岡市立日本平動物園の開園55周年を記念して開催される特別企画展だ。 今回の企画について担当者に話を聞いてみた。 ーー今回の企画の狙いは? 絶滅危惧種であるレッサーパンダの生態や野生での現状について知っていただき、私たちにできることは何があるのか、考えるきっかけとしていただければ幸いです。 ーー今回の企画のイチオシは? 手話通訳付きのレッサーパンダの特別ガイドです。いろいろな動物の手話を覚えることができます。 ーーユーザーへのメッセージは? 9月、10月の過ごしやすい季節に、ぜひ日本平動物園へお越しください。 レッサーパンダの魅力を深く知り、文化や自然を楽しめる本イベント。秋を彩るイベントで心に残るひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。