ジョンロブのスバ抜けた職人技に舌を巻く…。高額だけど唯一無二な名作イヤーモデルを追懐する
ジョンロブの「モールトン」
最後は、春に履きたいスニーカー、ホールカット、夏の足元に取り入れたい白い靴、代表チームにユニフォームをサプライするスポーツメーカーのスニーカー、雪でも怖くない靴、鏡面磨きされた靴、防水性の高いビジネスシューズの回に続いての登場となる@4648tokkiiさんの投稿から。ジョンロブの「ジョンロブ2013(JOHN LOBB 2013)」です。
今まで紹介したものと比べると、極めてシンプルな3アイレットのダービーが「ジョンロブ2013」。 しかし、そのシンプルにこそ意味があり、贅沢に大きな2枚革で構成し、接合部分の2本の“パラレルステッチ”はハンドステッチによって、完璧なバランスで両サイドのアクセントになっています。 ラストは、2511。2015年に誕生した比較的新しいラストで、ロングノーズかつスリムでモダンな印象に仕上がっています。 @4648tokkiiさんは、同じレジェンドということで バカ殿フィギュアとの共演投稿。全然、「ジョンロブ2013」に目が行きません笑。 とは言え、愛情がこもっているのは間違いなく伝わります。すでに10年以上が経過していますが、新品のような美しさ! 今後もお手入れして、素晴らしい状態をキープしてください。 あらためて、ジョンロブのイヤーモデルに込められたブランドの想いと、職人達の巧みな技と底力をヒシヒシと感じます。今後、革の状況や職人の技術力を考えると高額になるのはもちろん、作ることですら困難になる可能性があるので、気になる方は悩まず購入しておくことをおすすめします。 それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!