阪神のヤクルト連勝の裏に何があったのか…岡田監督が仕掛けた“戦略的四球”と前川右京の超美技&決勝犠飛…巨人追撃のカギは9月防御率1点台の投手陣
阪神OBの1人は「投手力の差がここからの巨人とのデッドヒートの優勝争いのカギを握るのはないか?」との見方をしている。 「勝負モードに切り替えた巨人は、すでに戸郷、菅野を中4日で回すなど先発に無理をさせている。山崎伊がファームに落ち、中継ぎに回っていた赤星が先発するなど先発に余裕がない。一方の阪神は最後までローテーを守ることができるほど十分な布陣をキープできている。中継ぎ、抑えを比べても、抑えの大勢は安定しているが、中継ぎは阪神の方が上。阪神が残り10試合、巨人が残り12試合。巨人が有利であることは確かだが、ラストスパートの明暗を分けるのは、意外と打線の勢いではなく、この投手力の違いの部分かもしれない」 阪神は18日にバンテリンでの中日戦、20、21日にハマスタでの横浜DeNA戦を経て、22、23日に甲子園で巨人との直接対決を迎える。 岡田監督が言う。 「ちょっと間隔が空いたりするけど、目の前の試合をとにかく勝っていくだけ」 その1勝、1勝の積み重ねの先にミラクルが待っている。
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