注目球児が豊富な神宮大会が閉幕。横浜高が松坂以来27年ぶりの頂点に
冬を越えて、春夏に期待したい選手が多数
横浜の初戦の相手ともなった明徳義塾高校のエース池崎安侍朗投手(2年)。神宮大会の頂点に輝いた横浜相手に9回2失点と試合をまとめた。池崎は、今年の夏の甲子園でも背番号10を背負い、2回戦の鳥取城北戦で95球完封し、マダックスを達成していた。さらに10月に行われた国民スポーツ大会では、今夏の甲子園を制した京都国際に完投勝利をあげ、優勝に大きく貢献。四国大会でも3試合全てで完投しチームを優勝に導いた。神宮大会では初戦で敗退したものの、今後のさらなる活躍が期待される選手の一人だ。 その他、沖縄尚学の左腕・末吉良丞投手も1年生ながら沖縄大会で最速150キロをマークし注目を集めたが、初戦の敦賀気比戦で5回3失点と本領発揮とはならず、全国で戦う難しさを感じる登板となった。ただ、ポテンシャルは高く、来シーズンどれだけ成長した姿をみせてくれるかが楽しみだ。
VictorySportsNews編集部