【6気筒対決】BMWとマセラティとポルシェが異なる6気筒で王座を争う!BMW M4対ポルシェ ケイマン対マセラティグラントゥーリズモの勝者は?
ツッフェンハウゼンのボクサー:ポルシェ 718 ケイマン GTS 4.0
直6からV6、今度はボクサーエンジン。第3候補のエンジンを詳しく見てみよう。ポルシェの「GTS 4.0」は、ファンの懇願にツッフェンハウゼンが直接応えたものだ。というのも、2016年にケイマンに「718」というプレフィックスが与えられて以来、彼らは「718」モデルシリーズに6気筒ボクサーを復活させたかったのである。 しかし、スポーツバージョンに関しては、ファンが絶望に打ちひしがれて工場の門に鎖でつないでしまう前に、ポルシェはある程度の理解を示していた。4リッターボクサーに6ポット。いや、これは「GT3」エンジンではなく、400馬力、後に「GT4」で420馬力を発揮する、より控えめな関連バージョンである。「GTS」は、「GT4 RS」の下に位置する「常識的な」トップモデルである。当初は小さくてガラガラしていたそのサウンドは、高回転域で7800rpmの最高速度まで上質なノコギリ音へと発展する。
「ケイマン」が誕生してから約8年、ベーシックモデルはさらに3年経っているという事実は、インテリアで特に顕著に表れている。しかし、それは否定的な意味ではない。「GTS」には、「991」以前の「911」のスタイルを踏襲した非常にクラシックなコックピットが装備されている。もちろん、インフォテインメントも近代化されているが、「718」は純粋主義者にとってベストな選択であることは明らかだ。邪魔なものは何もなく、すべてが本能的に操作可能で、アクセスしやすい。
10年後、我々はまたこのようなコックピットを望むことだろう。すべてがタッチ操作かボイスコントロールでしか動作せず、室内温度を調整するためにオートパイロットを作動させなければならないのは、その機能が12のサブメニューに入れ子になっているからだ。というのも、「ケイマン」もEUの罠にはまりそうだからだ – 昨年「マカン」で発表されたように・・・。2024年7月1日から適用されるサイバーセキュリティに関する新規制により、「ボクスター」と「ケイマン」は早期の販売停止を余儀なくされる。
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