ビジネススーツに合う秋冬コートは?王道からハズしアウターまでを紹介
秋冬のビジネススーツスタイルに欠かせないコート。チェスターコートやステンカラーコートを合わせてクラシックに装うのは王道だが、昨今ではビジネススタイルのカジュアル化が進んでいる影響もあり、あえてカジュアルアウターを取り入れた装いも浸透してきており、秋冬のビジネススタイルの選択肢は広がっている。今回は、“ビジネススーツに合うか?”という視点から種類別にコートを紹介!
ビジネススーツに合うコートを選ぶ際の4つのポイント
ベーシックなスタイルに落とし込むなら、ブラック、グレー、ネイビー、キャメルあたりが基本のカラーとなる。デザインも無地が基本で、チェック柄などが入った柄モノはチャレンジ枠。ビジネススーツに合わせるコート選びは、基本的に以下の3点をおさえておきたい。 ①【守り】職種に関わらず無地のフォーマルなコートは最低1着は所有しておくのがベター ②【守り】Pコートなどの丈が短いコートでも、スーツのジャケットの裾や袖が隠れるぐらいの着丈・袖丈を選ぶ(※オーバーサイズを選ぶということではないため注意) ③【攻め】職種やTPOに応じて、ハズし的なデザインのコートを所有することも検討する ④【攻め】色柄の攻め具合は、職場のルールやTPOに合わせる ここからは、スーツに合うコートをカテゴリ毎に見ていく。まずはビジネススタイル王道のコートを5つ紹介!
ビジネススーツに合う王道コート①「チェスターフィールドコート」
19世紀にチェスター・フィールド伯爵が好んで着ていたことから、その名を付けられた「チェスターフィールドコート」略して「チェスターコート」。冠婚葬祭などにふさわしいフォーマルスタイルから、スーツ以外のカジュアルスタイルまでカバーできる着回し力の高さが魅力で、ダークネイビーやチャコールグレーなど暗めのトーンを選ぶほどフォーマルな印象が強まり、あらゆるビジネススーツとマッチする。歴史を遡ると、上襟がベルベット素材でフロントボタンが比翼仕立てになったものがクラシックであるとされており、フォーマルな雰囲気も高まるため、スーツやジャケットにコートを合わせるスタイリングが多いという方は、比翼仕立てのチェスターコートを探してみては?ジャケットと同様に、シングルとダブルの違いだけでもかなり印象が変わってくるため、チェスターコートを購入する際は、スーツを着ていって手持ちのものに合うかどうか一度試着してみるのがおすすめだ。