長野刑務所の看守 受刑者の不必要な立たせ行為の疑いで書類送検と懲戒処分 NPO法人の訴えで発覚【長野】
長野刑務所は、看守が受刑者に虐待行為をしたとして書類送検し、懲戒処分を行ったと発表しました。 長野刑務所によりますと、特別公務員暴行陵虐の疑いで11日書類送検したのは、33歳の男性看守です。 去年12月、必要がないにもかかわらず受刑者1人に対し、A4サイズの紙を持たせ、合わせて40分ほど立たせる行為などをした疑いです。 長野刑務所は、動機や認否、他にも虐待行為があったかについて明らかにしていません。 「職員が昼食を与えないといった虐待行為を繰り返している」という、弁護士でつくるNPO法人からの去年12月の申し入れをきっかけに調査をして発覚したということです。 書類送検された看守は11日戒告処分を受け、辞職したということです。
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