TeNYテレビ新潟

新潟地方気象台によりますと県内は２７日から２８日にかけて、山沿いを中心に平地でも大雪となるおそれがあります。 中越と上越の山沿いでは、予想よりも寒気が強まったり同じ地域で雪が降り続いた場合、警報級の大雪となる可能性があります。 気象台は大雪と雷及び突風に関する新潟県気象情報を発表し注意を呼び掛けています。 気象台によりますと、２６日は低気圧からのびる寒冷前線が北陸地方を通過する見込みで、２７日にかけて日本付近は冬型の気圧配置となり、北陸地方は気圧の谷の影響を受ける見込みです。 北陸地方の上空約５５００メートルにはマイナス３０度以下の寒気が流れ込むため、新潟県では２７日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みです。このため２７日から２８日にかけて山沿いを中心に平地でも大雪となるおそれがあります。 ◆雪の予想 ２７日午前６時までに予想される２４時間降雪量は多い所で、 　　下越　平地　　１０センチ 　　下越　山沿い　２０センチ 　　中越　平地　　１０センチ 　　中越　山沿い　３０センチ 　　上越　平地　　１０センチ 　　上越　山沿い　３０センチ 　　佐渡　　　　　１０センチ ２７日午前６時から２８日午前６時までに予想される２４時間降雪量は多い所で、 　　下越　平地　　２０センチ 　　下越　山沿い　４０センチ 　　中越　平地　　４０センチ 　　中越　山沿い　７０センチ 　　上越　平地　　４０センチ 　　上越　山沿い　７０センチ 　　佐渡　　　　　１５センチ 上・中越では２７日昼過ぎから２８日にかけて大雪による交通障害に注意・警戒してください。 県内は、２７日から２８日にかけてふぶきによる見通しが悪くなる視程障害、電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結に注意してください。 ２７日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。