オリックス・平野 NPB通算250セーブは通過点 来季は復活あるのみ「50試合しっかり投げたい」
オリックス・平野が、パ・リーグ最年長投手となる来季の復活を誓った。大阪・舞洲の球団施設で契約更改し、25%ダウンの1億6500万円でサイン。「中継ぎは一番試合数を評価されると思っている。50試合しっかり投げたい」と20年オフに帰国後初の大台到達を目標に掲げた。 今季は右肘の張りなどに苦しみ、登板はわずか12試合に終わった。昨年は元中日・岩瀬仁紀が持つプロ野球記録の1002試合登板への意識を口にしたが、「去年は調子に乗って言い過ぎました」と反省。日米通算847登板の40歳右腕は目前の1試合に傾注する。 「勝手に付いてきてくれたら」と、あと「1」に迫るNPB通算250セーブも通過点。05年ドラフト同期入団の岸田新監督を「胴上げできるようにしか考えていない」と決意した。(阪井 日向)