【ビシアジ&泳がせ】色々釣れる!好調の〝アジ五目〟神奈川県葉山あぶずり港『愛正丸』
やった!大ダイ浮上!大アジは最後まで好活性!
終盤に狙ったのは水深60~70mのポイント。この時、記者は何か胸騒ぎがしてハリス6号のアジ仕掛けに取り替えた。仕掛けを落とし着底後、シャクっては止める“ウイリーシャクリ”のような釣り方で誘い上げてタナを取る。すると何かがいきなり「ガツン」とハリ掛かりして大暴れ!船長からは「マダイなら途中で軽くなるから、慎重にね」とのアドバイス。思いがけず元気で強い引きを堪能させてくれたのは、まさに秋のマダイ。船長のタモ入れで無事2kg級をゲット! すると、反対側でも大物が掛かったらしい。聞けば、小さな短冊状のサバの切り身をちょん掛けにして釣る“サバの掛けエサ釣り”で、アジだけでなくマダイやハタなども視野に入れていたそうだ。慎重に巻き上げて浮上したのは4.6kgの大ダイ!素晴らしい釣果だ! マダイは一瞬の時合いだったのかこの2匹のみであったが、大アジは14時頃の沖上がりまで釣れ続けていた。 結果、アジはサイズ22~42cmで、匹数は6~26。竿頭は八王子市の野田さん。4.6kgの大ダイは杉並区の佐々木さん。ヒラメは八王子市の山崎さん。秋のアジ五目&泳がせ釣りについて飯田孝弘船長に聞いた。 船長「秋の葉山沖は様々な魚が元気になります。アジは大中小交じりでもちろん数釣りもチャンス。泳がせ釣りや落とし込みではワラサ・ブリを始め、カンパチ、ハタ、ヒラメ、マトウダイ。サバの掛けエサ釣りではマダイも狙えます。仕掛けも貸し竿も十分に用意していますので、どなたでも安心してお出掛けください」 秋のシーズンは初心者にも釣りやすい季節!ぜひ、チャレンジして頂きたい。
岩見忠弘:数cmのハゼやキスから、イカ・タコの軟体動物、数十kgのキハダやベニアコウまで様々な魚を狙うフィッシング・ライター。