【食品スーパー業界2022】内食需要ピークアウトでDXや環境対策などコロナ前からの課題に直面
コロナ後の展望が開けていくはずの2022年は、食品スーパー業界にいくつかの岐路を用意する一年になりそうだ。その1つは、コロナ禍で高止まりしていた内食需要のピークアウトでもたらされる。昨年の月次動向も2019年比では異例の高水準が続き、反動の影響は今年に持ち越された公算が大きい。今後の市場環境を踏まえ長期的な視座に立てば、企業経営の岐路に立つケースが増えるかもしれない。さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)や環境対策の必要性が増している。これらの取組みは、サプライチェーンや消費者まで巻き込んだ産業の在り方の岐路につながっていく。
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日本食糧新聞社