まんが家が自転車で行く那珂川「滝めぐり」|夏福のゆるポタコミックエッセイ vol.4
まんが家が自転車で行く那珂川「滝めぐり」|夏福のゆるポタコミックエッセイ vol.4
年々暑くなる時期が早まっていますね。涼を求めて栃木県茂木町にある「茂木駅」から那須烏山市にある「滝駅」まで那珂川上流にある「滝巡り」へ出かけてみることにしました。滝とは言っても山を上ったりしませんよ。 Googleマップを眺めていたらある地点にいくつかの滝を発見。山深い場所ではなく一般道で巡れるような感じ。面白そう! とルートを引くとおよそ30km。「いいじゃない! 」と決定です。 他の連載はこちらから。 夏福のゆるポタコミックエッセイ。
魚も遡上できない!?「馬門の滝」
真岡駅近くを流れる逆川に沿って国道123号線を北上し、茂木駅から約5kmほどで「馬門の滝」到着。 一見すると川の途中にあるなんてことない落差に見えますが、階段を降りて近づくとなかなか迫力のある滝を眺めることができます。かつてはここから上流へ魚が遡れなかったということから「魚止めの滝」とも呼ばれていたそうですよ。 滝へはギリギリまで近づくことができますが、ビンディングシューズでは危ないのでこんなこともあろうかと履き替えようのスニーカーを持ってきました。 駐車場や東屋もあって休憩にもいいですね。その東屋で茂木駅近くの和菓子屋さんで購入してきた和菓子をさっそくいただきます。 糖分を補給したら再出発。さらに北上し逆川と那珂川が合流したところで那須烏山方面へ。しばらく那珂川沿いを走り県道274へと入ると、とても素敵な道が続きうっかり次の目的地をスルーするところでした。 「木須川の洞門」に到着。 ここは滝ではないのですが、マップで見て気になったので立ち寄りました。 この辺りの川は蛇行の多い地形になっていて、洪水の被害があったため蛇行部をくり抜く形でできたのがこの木須川(きすがわ)の洞門。とても硬い岩石で作業は難航したそうです。人工とはいえ岩盤にぽっかり大きな穴が空いていている光景はなんだかゾクッとします。