「4年落ちのスマホを買い替えたい」妻に反対されそうな高額な買い物、どう伝えればOKもらえる? ひろゆきの使える“ズルい”言いまわし
仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。 どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。
最新スマホを買いたいときの“嫁ブロック”突破法
現在使っているスマホは4年落ち。まだ使えるが、傷だらけで画面割れ、動作もにぶいので最新機種にして快適に操作したい。とはいえ、高い買い物なので奥さんに言うと反対されそう……。なんと伝えれば、快く最新機種を買わせてくれるだろうか?
買わないことで相手が被る「デメリット」を主張する
まだ使えるけど最新のモノに買い替えたいと思うこと、ありますよね。でも、家庭を持っていると高い製品を買うには家族の同意が必要な人も多いと思います。「数十万円くらいは誤差の範囲」みたいな財産があれば話は別でしょうが、そんな家庭は日本に数パーセントしか存在しませんし。 ただ、素直に「古くなって調子が悪いから買い替えたい」と言っても、「まだ使えるよね?」と切り返えされるのがオチです。というのも、買い替えのメリットは基本的に「自分が便利になる」だけで相手にはどうでもいいからです。 ならば相手のメリットになるような条件をアピールすればいい気もしますが、そんなことはありません。例えば、「新しいスマホなら子供の記録をキレイに残せる」と言っても、相手は現状で満足しているかもしれないし、「それなら私のスマホを買い替えて」と、逆効果になる確率も高そうです。 もちろん、新製品を買うことで相手が確実に望んでいることを叶えられるなら、それを伝えるのは有効だと思います。ただ、基本的に自分が欲しいものを伝える場合は、“自分語り”になってしまう人は多いのです。すると、相手のメリットを謳いつつも、結局は自分のメリットを考えていることが言葉の端々ににじみ出たりします。 なので、自分が欲しいものを理解してもらうためには、相手の“デメリット”を押し出して説得したほうが、理解を得られやすいです。