大阪府・吉村知事が定例会見1月12日(全文3)まだ第6波の入り口部分でこれじゃないか
中等症患者の数が非常に大切なポイント
なので、感染が増えてくると、まず病床の見た目の数は増えますけど、あと中の、その中に中等症I・IIの方はどのぐらいいるんだろうかというところなんかは非常に実は大切なポイントなんだろうと思います。この数字については、リアルタイムでは公表できないですけど、別に隠すものでもないので、期初、期初で公表していきたいですし、われわれとしては大阪だけの数字ではなくて、やはり全体的にこのオミクロンというのはどういう症状経過をたどって、どのぐらい重症化して、どのぐらい中等症になるのかという情報がすごく知りたいので、大阪の数字はこうやって分析できるんですけど、日本全体がどうなってるかというのをぜひ国でまとめて発表してもらいたい。そうすると対策が変わってくるんだろうと思ってます。 毎日新聞:ありがとうございます。 司会:よろしいですか。そしたらカンテレさん。
「大阪いらっしゃいキャンペーン」新規予約中止の理由は
関西テレビ放送:関西テレビの鈴村です。今日から「大阪いらっしゃいキャンペーン」の新規予約が中止になったかと思うんですけれども、あらためてその中止に至った理由と、それについての受け止めをお願いします。 吉村:やはりオミクロン株の感染が拡大する中で消費を喚起するという、この「いらっしゃいキャンペーン」については、いったん中断すべきだという判断をしました。もちろんそれによってどれだけ感染拡大してるかというのは分からないわけですけれども、ここはやはり念のため中断すべきだという判断をしました。 観光事業者の方がものすごくこのコロナ禍でしんどい状況になってると、そして「いらっしゃいキャンペーン」がものすごく助かってるという話はもちろんお聞きしています。観光事業者の皆さん、運輸事業者の皆さん、お土産屋さんの生活、暮らしを考えると、継続すべしという意見ももちろんあるんですけれども、オミクロンの拡大期においてはちょっといったん中断をお願いしたいという思いで、黄色信号がつきましたから、その段階で中断の判断をさせていただきました。オミクロンの波が収まれば、収まって見通しが立てば、また支援をしたいというふうに思います。 関西テレビ放送:ありがとうございます。このキャンペーンに関しては近隣の、ほかの都道府県でもされているかと思うんですけれども、都道府県によってこの先も継続するかどうかの判断が分かれてくるかと思うんですけれども、こういった近隣での対応の足並みというのはそろえるべきとお考えかどうか教えてください。 吉村:ここは、僕はやはり知事が、これが正解というのはないと思いますので、1票を受けた知事が最終判断すべきだと思っています。例えば兵庫、京都は、兵庫・京都版の近隣キャンペーンは止めていないと。もちろん大阪の行き来のやつは止めて、大阪が止めてるから。大阪に行く人も止めてる。僕らは京都、兵庫から来られる方は止めてるわけですけど、大阪から京都、兵庫へ行く方も、兵庫、京都のほうで止めてる。判断をされました。これは僕自身が止めたからだと思うし、当然の措置だと思います。