自転車のタイヤがすぐにパンクします。修理代などの維持費がかかるため「シェアリング」を検討していますが、費用はおさえられるのでしょうか?
自転車は環境にやさしく、健康的な移動手段として日常的に利用している方も多いかもしれませんが、パンクなどのトラブルに悩まされることも少なくありません。 頻繁にパンクすると、修理費用がかさんでしまい、経済的な負担が大きくなります。そんな中、最近注目されているサービスが自転車のシェアリングです。 この記事では、自転車を購入した場合の維持費とシェアリングの費用を比較し、どちらがお得なのか考えてみました。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
自転車の維持費はいくらぐらいかかる?
自転車はパンク修理以外にも、さまざまな維持費がかかります。維持費は、使用頻度や乗り方、修理する店舗によっても大きく変動するでしょう。 自転車を所有した場合、メンテナンスにかかる年間のコストを試算すると、おおむね以下のようになります。 ・定期点検:3000円(年1回) ・ブレーキパッド交換:3000円(年1回) ・タイヤ交換:5000円(年1回) ・パンク修理:6000円(2000円×年3回の場合) これらの費用を合計すると、約1万7000円となります。ほかにも、チェーンの注油や自転車の清掃グッズなどにコストがかかることも考慮する必要があります。 パンクの回数が少ない、あるいはパーツの交換をしない場合は金額が変わりますが、1万円程度は維持費がかかると予想できます。また、自転車保険に加入している場合は、年間3000円程度の保険料が必要です。 パンク修理の費用は、1回あたり1000円~2000円前後が一般的です。この価格は基本工賃となり、穴の数が増える場合は費用が追加されることが多いようです。チューブやタイヤの交換が必要な場合は、工賃にチューブやタイヤ代などが加わるため、さらに修理費用が必要です。 タイヤは消耗品のため、完全にパンクを防ぐことは難しく、ある程度維持費がかかることは避けられないでしょう。
パンクが頻発する原因と対策
パンクが頻繁に起こる原因としては、おもにタイヤの摩耗、空気圧の不足、道路の状態(ガラス片など)、乗り方(縁石への乗り上げなど)が考えられます。 パンクを避けるためには、適切な空気圧の維持と、定期的なタイヤの点検が欠かせません。空気が減ったままの状態で乗り続けるとタイヤが変形し、中のチューブが傷んでパンクの原因となります。 また、走行時には道路の状況を確認し、異物を踏まないように注意してください。