【10月5日~10月6日】週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
●【石川】『心象工芸展』(~2024年12月1日)
カーサが注目する、週末の注目イベントをまとめてご紹介。はじまったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう! 心象とは、心の中に描き出される姿・形。「心象工芸」は作り手の心象風景が表現された作品を表す造語という。素材や技術の面から語られやすい工芸の、一歩先へと誘う仕掛けだ。
●【大阪】VS. OPENING EXHIBITION 真鍋大度 新作個展「Continuum Resonance:連続する共鳴」(~2024年10月14日)
大阪駅前のターミナルに直結する、貨物ヤード跡地での都市開発。9月6日に先行まちびらきが行われた〈グラングリーン大阪〉でひときわ注目を集めるのが〈VS.〉。天井高15mの展示スタジオを有する空間で、多様な文化を結びつけ発信し人々に刺激を与える文化装置は、アーティスト・真鍋大度による『Continuum Resonance 連続する共鳴』で幕を開けた。
●【ヴェネツィア】《Peace Crystal》(~2024年10月7日)
2024年6月、ビエンナーレが開催中のヴェネチアで、現代美術家の森万里子の新作《Peace Crystal》が公開された。これは6つの大陸にサイトスペシフィックな作品を恒久展示するという壮大な計画のひとつだ。今回のヴェネチアでの活動について森自身に語ってもらった。
●【東京】【Life in Art TOKYO ARTSCAPES 2024】(~2024年11月24日)
〈無印良品〉と〈イデー〉の手がけるプロジェクト『Life in Art』。9月27日から11月24日まで、〈無印良品 銀座〉から有楽町・日比谷・丸の内を舞台に、日常にアートを見出す多彩なイベントを展開する。
●【千葉】『Nerhol 水平線を捲る』(~2024年11月4日)
田中義久と飯田竜太によるアーティストデュオ、ネルホルが公立美術館初となる大規模個展を開催中。見どころを聞きました。
●【東京】『六本木六軒:ミケーレ・デ・ルッキの6つの家』(~2024年10月14日)
1980年代に世界のデザインに大きな影響を与えた伝説的なデザイン集団〈メンフィス〉。建築家のミケーレ・デ・ルッキは若くして、その前身である〈アルキミア〉から参加した人物だ。アルミニウム製アームライト〈トロメオ〉、メンフィスらしいユニークなフォルムをもつ椅子〈ファーストチェア〉など、家具や照明のデザインにも名作が多い。そのデ・ルッキがプライベートワークとして制作した家型彫刻の展示が〈21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3〉で始まった。