ロンパースを卒業して“かぶるタイプ”の肌着&ウエアの着替えさせ方 3つのポイント【保健師監修】
前開きから、かぶるタイプにしたり、上下がつながっているカバーオールタイプから、上下別々のセパレートタイプにしたり、赤ちゃんの発達に合わせて着せる肌着やウエアは変化していきます。肌着とウエア、それぞれかぶるタイプに変更したあとの“着替えさせ方のポイント”を保健師の中村真奈美先生に聞きました。 【画像】背は伸びてる?体重は大丈夫?赤ちゃんの成長がすぐわかる表
かぶるタイプの肌着&ウエアへの切り替え時期の目安はいつ?
ひよこクラブ編集部が2021年の年末に実施したアンケート(※)で、実際、子どもが何カ月のころに、かぶるタイプの肌着やウエアに変更しているのかを調査しました。 ※この企画内のデータは、0カ月~1才11カ月の赤ちゃん持つ、たまひよモニター会員202人のアンケート結果をまとめたものです(2021年12月実施)
肌着を前開きからかぶるタイプに変更した月齢は?
アンケートの結果を見ると、かぶるタイプの肌着に変更したタイミングでいちばん多かったのが、6カ月のときで30%。次いで3カ月のときの24%でした。 「肌着は、ねんねの体勢から体を起こしたときに、体に首がしっかりついてくる、5~6カ月ごろからかぶるタイプに変えると、着替えさせるのが断然ラクです。1才ごろまでは、おなかが出てしまわないように、ボディ肌着でもOK。ただし、遅くても1才ごろにはTシャツタイプに変更するようにしましょう」(中村先生)
ウエアをカバーオールタイプからかぶるタイプに変更した月齢は?
ウエアをかぶるタイプに変更するタイミングは、肌着よりも少し早く、3カ月で14%、もっとも多い月齢が5カ月の22%でした。 「赤ちゃんの動きが活発になる7~8カ月ごろが変更する目安になります。ただし、寝返りの回数が増えたり、寝返りのときの体をねじる動きで服が引っ張られてきつそうだったりしたら、カバーオールタイプから上下が分かれたウエアに変更しましょう」(中村先生) 肌着もウエアも、かぶるタイプへの変更のタイミングはあくまでも目安です。少し早めに切り替えても問題はありませんが、着替えさせにくかったり、赤ちゃんの体に負担がかかってしまうことも。そこで、着替えさせるときのポイントを3つ紹介します。