「らくちんガーデニング」で植物との暮らしをもっと楽しみませんか?杉井志織さんの魔法のヒント
植物はこう育てるべき。花壇はこう植えなければいけない......。そんなルールに縛られず、試行錯誤を繰り返して得た経験から、杉井志織さんがもっとラクして楽しむガーデニングのコツを、1冊にまとめました! その名も『らくちんガーデニング 12か月の魔法 無理なく続ける庭しごと』。 らくちんガーデニングって? 12か月の魔法って? その内容をちょっとお披露目します!
今までの庭仕事をちょっと見直して、無理なく続ける
らくちんガーデニングは「がんばらなければいけない作業を少なくしませんか」という提案。「手抜き」や「ずぼら」とはちょっと違います。 例えば、花びらが散ったら地面を掃除しないと、病気や害虫が発生する原因に。でも花弁が散る前に切り花にすれば、掃除の負担は軽くなります。また、毎年の一年草の植え替えが大変に感じるようになったら、植え替えの手間のない宿根草にする、といった具合。 「ガーデニングでがんばらなくてもいい作業って、どんなことなの?」と思ったときに参考にしてほしいのが、本の中で月ごとに紹介している80の「魔法」です。「バラの花がら摘みはこまめにするより週末にまとめる」「春の花壇はスカスカから始める」など、無理なく庭しごとを続けるための、目からウロコのヒントを紹介しています。庭仕事が減った分、やりたい作業に時間を費やしたり、育てた植物を飾ってみたり、今まで以上にガーデニングの楽しみが深まる魔法もお伝えします。
この4つを変えると、ガーデニングはもっとすてきな時間に
1.作業・・・まとめる/ついでにする/するのをやめるなど 【らくちんの魔法】バラの花がら摘みは「こまめ」じゃなくてもいい 花がら切りは「こまめ」が基本だけど、週末にまとめてもいいんじゃない? 咲き終わったころに花びらだけを取れば、地面に落ちずに掃除がラクに。花びらを取った枝は、週末にまとめてバッサリ!
2.植栽・・・詰め込みすぎない/リーフの活用/面積を減らすなど 【らくちんの魔法】3月はスカスカだっていい 春は花いっぱいの花壇でスタートしようと毎年苦労していませんか? 花壇の植栽は一気に完成させなくても大丈夫です。 花壇の空きスペースを100とするなら、まずは30%を植えつけ、次の30%を2週間後を目安に作業するなど、段階的に植えていくほうが植物の成長を見ながら補植できます。