井端ジャパンの開幕投手 巨人・井上温大が3回5K 〝代表初登板〟で圧巻の奪三振ショー
侍ジャパン・練習試合(5日、日本代表-広島、宮崎・清武運動公園)1次リーグ初戦となる13日のオーストラリア戦(バンテリンドーム)で先発を託されている井上温大投手(23)が先発し、3回無安打無失点、5奪三振と好投した。 一回から威力十分の直球とスライダーを駆使して広島打線を翻弄。三回まで走者を一人も許さない圧巻の投球を披露し「自分の中ではすごくいい調整ができた」と胸を張った。NPB球よりも滑りやすいとされる公式球には「いつもよりロウジンを多くつけたりとか、もんだりした」。開幕投手に抜擢した井端監督の前で、対応力の高さを見せつけた。 4日には川崎市のジャイアンツ球場で秋季練習を行っている阿部慎之助監督(45)から「ベースカバーにちゃんといけ、と。一番の心配はそこだから」とユーモアを交えてエールを送られていた。記事で阿部監督の愛のある激励を見たという左腕は「ベースカバーをちゃんといこうと思います」と笑顔を見せた。