【メンズ】高感度ショップで2024年売れたブランド&2025年注目のブランド
2025年注目のブランド:アキレス・イオン・ガブリエル(ACHILLES ION GABRIEL)
スペイン発のシューズブランド「カンペール(CAMPER)」、「カンペールラボ(CAMPERLAB)」のクリエイティブディレクターを務めるアキレス・イオン・ガブリエルが、自身の名を冠して2023年に設立。性別にとらわれない既製服やフットウェア、アクセサリーを展開している。2024年1月に開催された第105回ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Imagine Uomo)で、デビューコレクションを披露した。 デザイナー自身が“惹きつける魅力”を持っているのが一番の強みで、カリスマ的存在になりうる可能性を秘めていると感じます。彼の日常スタイルを常にチェックしているお洒落な若者層も既におり、自身のブランド立ち上げは待望だったことがうかがえます。元々シューズデザインを手掛けていた経験から、ヒールブーツに合わせたデザインのハンカージーンズなどの発想も面白く、テーラードやレザーを中心とした、他に引けを取らない強さを兼ね備えているブランドです。(ミッドウエスト バイヤー 大澤錬)
スーパー エー マーケット
トゥモローランドが運営するセレクトショップ。独自の価値観と美意識、時代感をもって、デザインや品質にこだわった商品を世界中から幅広く選定し提案している。2011年2月に1号店としてオープンした青山店のほか、ニュウマン新宿にも店舗を出店。
2024年売れたブランド:ルメール(LEMAIRE)
1991年にクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)が自身の名を冠したブランドを設立。ウィメンズコレクションに加え、1995年にはメンズのプレタポルテもスタートした。2010年にサラ=リン・トラン(Sarah-Linh Tran)が加わると、ブランド名を現在の「ルメール(LEMAIRE)」に変更。しなやかなシルエットとソフトでニュートラルなカラーパレットを特徴とした、タイムレスなパリジャンスタイルを提案し続けている。2024年11月には、パリ店、ソウル店に続く世界で3店舗目の旗艦店を東京・恵比寿にオープンした。なお、スーパー エー マーケットは「2024年売れたブランド」ウィメンズ編でも選出している。 毎年売り上げ上位に上がるブランドですが、2024年は特に好実績でした。ルメールらしい流行に左右されない商品、リラックスしたシルエット感、製品染めなどで作った表情のある素材、カラーパレットが特徴的です。ウェアだけではなく、アイコン的なクロワッサンバッグをはじめ雑貨類も反応が良く、ブランドの認知の広がりを感じます。(スーパー エー マーケット メンズ バイヤー 磯久純一)