【メンズ】高感度ショップで2024年売れたブランド&2025年注目のブランド
2025年注目のブランド:ナマチェコ(NAMACHEKO)
イラクのクルド地域で生まれ、幼少期にスウェーデンに移住したバックグラウンドを持つディラン・ルー(Dilan Lurr)&レザン・ルー(Lezan Lurr)兄妹によって2017年に設立。初期の「ラフ・シモンズ」や「クリスヴァンアッシュ」のサポートをしていたベルギーの工場「Gysemans Clothing Group」のオーナーの目にとまり、サポートを受ける。2018年秋冬シーズンからパリ・ファッションウィークでコレクションを発表しているほか、2020年度の「インターナショナル・ウールマーク・プライズ(International Woolmark Prize)」ファイナリストにも選出された。 モダンさとクラシックさのバランスがとても良く、2025年春夏シーズンからお取り扱いを開始することが決まりました。今っぽいのですが、どことなく哀愁や懐かしさを感じる商品群が印象的。ビーズが施されたアイテムやボタンが特徴的なレザージャケットなど、手仕事や一手間を加えられた洋服も素敵です。2015年スタートと若手ではないブランドですが、今後の活躍が楽しみです。(スーパー エー マーケット メンズ バイヤー 磯久純一)
インターナショナルギャラリー ビームス
1981年に「ビームス(BEAMS)」からデビューし、2005年にウィメンズが加わった。国内外の期待のインディペンデントから、ハイエンドなデザイナーズまで、幅広いイメージのファッションを提案している。
2024年売れたブランド:オマール アフリディ(Omar Afridi)
オマール アフリディは前身となるブランド「レオン バラ(LEON BARA)」からリブランディングし、創業者のオマール・アフリディ(Omar Afridi)の名を冠して2020年秋冬シーズンに再始動。現在は日本人デザイナーの市森天颯と菊田潤の2人がユニセックスブランドとして展開している。「Primitive Mode(プリミティブ=原始的、モード=流行)」をコンセプトに、中東・アフガニスタンの伝統や職人技、美学と現代的なデザインを融合させたウェアを手掛けている。過去にはGR8が「2023年売れたブランド」に、インターナショナルギャラリー ビームスが「2024年注目のブランド」に選出。 クリエーションや、ファブリックの追求、デザイナーのお二人のモノ作りに対する姿勢など、全てが高い次元でまとまっているところが好調の要因。2024年10月にインターナショナルギャラリー ビームスでローンチした別注レザーの即完も記憶に新しいところ。(インターナショナルギャラリー ビームス メンズディレクター 鈴木浩矢)