【メンズ】高感度ショップで2024年売れたブランド&2025年注目のブランド
2025年注目のブランド:ヴァレンティノ(VALENTINO)
ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)とジャンカルロ・ジャンメッティ(Giancarlo Giammetti)が、1960年にイタリア・ローマで創業。オートクチュールとプレタポルテを展開している。2024年4月に、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)がメゾンのクリエイティブ・ディレクターに就任。ルックブック形式で発表した2025年リゾートコレクションと、ランウェイデビューとなった2025年春夏コレクションでは、メゾンのデザインコードをミケーレらしい世界観に落とし込んだスタイルを披露し、大きな話題を呼んだ。 今年3月にアレッサンドロ・ミケーレのクリエイティブ・ディレクター就任が電撃発表された後、わずか数ヶ月後に発表されたデビューコレクション「アヴァン レ デビュ(デビューの前に)」。ヴァレンティノの象徴的なコードを軸にしながら、ヴィクトリア調、70sカルチャー、パンク、ジェンダーフルイドといった、まさにミケーレらしい唯一無二の世界観となっています。ルックのように完成されたスタイルはもちろん、ミケーレ自身のように、デニムやキャップにパンチのあるトップスやアクセサリーをあわせるストリートな着こなしもオススメ。(リステア メンズバイヤー 浅野康行)
ミッドウエスト
1976年創業。東京、名古屋、大阪の3つのエリアに店舗を出店し、世界的コレクションブランドからデザイナーズブランドまで幅広くラインナップしている。
2024年売れたブランド:アーネストダブルベーカー(ERNEST W. BAKER)
2016年にリード・ベイカー(Reid Baker)とイネス・アモリム(Ines Amorim)がポルトガルで設立。1970年代のレトロなテーラリングを、現代的に再解釈したメンズウェアを展開している。ツイードやベルベット、コットン地のシャツといった伝統的なメンズウェアの素材と、新たなシルエットを融合したスタイルが特徴。 マーケットがクラシックに移行しつつある今、アイテムと価格のバランスが良く、若い層を中心に人気を集めています。ゴールドの装飾を軸としたヨーロッパが古くから持つ上品さにアメリカのスタイルを加えた、程よい抜け感で独自のスタイルを築き上げてきたブランド。売上が好調だった一番の要因は、ポルトガルのアトリエ周辺にある革の町工場との直接的な取り引きによって、バリュー感のある製品を提案できていること。レザージャケットを中心に、お客様に製品を手に取っていただける機会が増えました。(ミッドウエスト バイヤー 大澤錬)