意外と見落としていることも…!? 現役保育士が教える、保育園の運動会で「必須の持ち物・服装リスト」
保育園の運動会は絶対に動きやすい服装で!
保育園の運動会は年齢が小さければ小さいほど「親子競技」がメインとなります。 親子で一緒にパラバルーンをしたり、障害物競走をしたり……よくあるのは段ボールに入って進むキャタピラーや箱車に乗った子どもを引っ張ることも。 「親子で運動を楽しむ」というねらいを設けている園もあるからこそ、実は大人の出番が多め。 ロングスカートなどは走る際にひっかかることもありますし、屋外開催でサンダルを履いていたらうまく走れない……なんていう事態が。 保育園の運動会は「自分も動く!」と思って、動きやすい服装に運動靴をおすすめします。 また、ピンヒールは会場によっては穴が開いてしまう等の理由からNGとされていることもあるので控えたほうが良いですね。 大切なことは譲り合いの気持ち!? 100人近い定員の大規模な保育園でも、20人程度の小規模な保育園でも、行事の度に感じるのは「一番大切なのは譲り合いの気持ち」ということ。 かわいい我が子の活躍を一番前で見たい!シャッターチャンスを逃したくない!という親御さんたちの気持ちはよくわかりますが、だからといって他の家庭の邪魔をしていいかと言うとそんなことはありません。 自分の子どもは2歳児クラス。1歳児クラスのお遊戯の後に2歳児クラスのかけっこがあるから今のうちに良い場所を確保しておこう。ではなく、行っている年齢の保護者に前を譲る。かけっこで自分の子が走り終わったら、次の子の保護者に場所を譲る。そんな心がけができると良いなと感じています。 そして!司会のアナウンスはぜひとも聞いてもらいたいところ。 保護者の集合場所や、見どころなど実は結構良いことを言っているので、おしゃべりに花を咲かせすぎず、耳を傾けてもらえるととてもありがたいです。 次回は、実際に運動会であった、とんでもない保護者たちのエピソードをお話ししたいと思います
【Profile】はる(@hr_hoiku)
小2女子と年中男子の2児のママ。新設保育園の立ち上げも経験した12年目の現役主任保育士。現場の経験を生かして、保育園側の視点と保護者側の視点からの情報や、子育てが少しでもラクになる保育士のハックを発信。保育士、幼稚園教諭1種、認定ベビーシッターの資格も保有。
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