「東大生」の親の年収はいくら?収入は遺伝する傾向にあるのか?
収入と遺伝の関係
東大生の親の年収は全体的に高い傾向にあるといえますが、子どもの収入も遺伝の影響を受けるのか気になる方もいるでしょう。 過去のデータによると、収入に対する遺伝の影響は少なからずあるとし、年齢に関係しているとの結果が出ているようです。高収入を得ている東大生の親のケースで考えた場合、子どもも将来は高収入の職業に就き、親同様に高い年収を得られる可能性もあるということです。 とはいえ、遺伝以外の要素が収入に影響することも考えられます。親や家庭環境に関係なく、自分の力で高収入を得ることも可能でしょう。
東大生の親の年収は全体的に高い傾向にある|収入に対する遺伝の影響は少なからず考えられる
児童のいる一般世帯の平均年収は785万円ですが、東大生の親のケースを調べたところ、世帯年収750万円未満の割合は22.0%であることが分かりました。一部の世帯が平均値を引き上げることを踏まえても、東大生の親の年収は高い傾向にあるといえるでしょう。 所得の分布でも、1200万円以上の世帯は全体の7.4%であるのに対し、東大生の親は年収1250万円以上が18.6%で、高所得世帯が多いことが分かりました。 また、収入に対する遺伝の影響は少なからず考えられることから、東大に通う子どもも、親と同じように高収入の職業に就く可能性が高いかもしれません。とはいえ、遺伝以外の影響も考えられるため、自分の力で高収入を得られる可能性は十分にあるでしょう。 出典 東京大学学生委員会 学生生活調査WG 2021年度(第71回)学生生活実態調査結果報告書(80、81、83ページ) 厚生労働省 2022年(令和4年)国民生活基礎調査の概況(9、10ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部