50歳を過ぎてから、突然やってくる<無気力>にはどう対応すればいい?エッセイスト・松浦弥太郎さんのルーティンを紹介
◆「TODO リスト」を書き出してみる もう一つの方法は、今日やることをリストアップして書き出して、取り組む順番まで決めること。つまり、「計画」です。 無気力のときにはいつものように頭が働かないので、「今、何をしなきゃいけないんだっけ」と混乱しがち。だから、その都度考えなくてもいいように、「TODO リスト」を書き出しておくと気が楽です。 「むずかしく考えず、ただ計画にそって動けばいいのだ」と自分に言い聞かせて、リストに書いてあることに従うだけ。 気力がなくても、ものごとが前に進むから、無気力がやってきても怖くなくなります。 あらがわず、とり乱さずに、淡々と対処する。自分に合った無気力対策を、一つは見つけておくと安心です。 ※本稿は、『50歳からはこんなふうに』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
松浦弥太郎
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