海外メディアも羽生結弦の4回転アクセル挑戦に注目報道「歴史に挑戦」「回転不足も着氷は成功させた」
IOCのオリンピック公式サイトも、「羽生は4月以来、競技をしてこなかったが、3度目の五輪チーム入りを果たした。彼は4回転アクセルへ挑戦して着地した」と伝えた。 羽生の4回転アクセルについて「彼は演技の冒頭でかつて達成されたことのない4回転アクセルに挑戦し、着氷したが、両足着地だったため減点された」と紹介。 「羽生は足首の捻挫の影響でグランプリシリーズの2大会を欠場し、4月以来競技をしてこなかった。だが、彼はこの五輪シーズンに歴史的なジャンプの成功に焦点を合わせてきた」と記した。 さらに「4回転アクセルは、この数年で羽生にとってのテーマとなっている。この18カ月のほとんどをコーチのブライアン・オーサー氏から離れて地元の日本でトレーニングを積んできた27歳は、このジャンプが彼の目標で五輪シーズンにおける優先事項と明かしている」と説明した。 その上で「歴史に挑戦した後、羽生は、昨シーズン使用したプログラムの滑りを落ち着かせ、容易に3つの4回転ジャンプと2つのトリプルアクセルを決め、世界中のファンとの気持ちのつながりの生まれる滑りを披露した。スタンディングオベーションを受け、彼は成し遂げたことをかみしめるため、わずかの間、氷上の中心にとどまった」と全日本のフリー演技をレポートした。 北京五輪本番でも世界中のメディアやファンが羽生の3連覇への挑戦とともに4回転アクセルの成功に注目しそうだ。