スケートボード堀米雄斗が自身のモデルの「ナイキ」で五輪2連覇 二次流通で取引急増
2024年パリオリンピック・スケートボード日本代表の堀米雄斗選手が、7月29日(現地時間)に行われた男子ストリート決勝で金メダルを獲得した。堀米選手は、スケートボードがオリンピック競技として初採用された2020年東京オリンピックでも金メダルを獲得しており、ディフェンディング・チャンピオンとして2連覇を果たした形だ。 【画像】スケートボード堀米雄斗が自身のモデルの「ナイキ」で五輪2連覇 二次流通で取引急増
今大会のストリートは、約45秒間の「ラン」を2本行った後に「ベストトリック」を5回行い、「ラン」のベストスコア(0~100点)に「ベストトリック」の2回のベストスコア(0~200点)を加算した合計得点で争われる。堀米選手は、「ラン」の1本目に89.90点を記録して上々のスタートを切り、全体4位で終了。迎えた「ベストトリック」では、1回目に94.16点の高得点を叩き出すも、2~4回目は失敗に終わり、逆転優勝には96.98点が必要だった。それでもラストの5回目で、大技“ノーリーバックサイド270テールブラントスライド”を見事成功させて97.08点でトップに浮上。その後、アメリカ代表のナイジャ・ヒューストン(Nyjah Huston)とジャガー・イートン(Jagger Eaton)が5回目に挑むも堀米選手の得点を上回れず、大逆転優勝を決めた。
既に200足以上の購入を確認
前回大会で堀米選手は、「ナイキ SB(NIKE SB)」のプロスケーターであるステファン・ジャノスキー(Stefan Janoski)のシグネチャーモデル“ズーム ステファン ジャノスキー スリップ(ZOOM STEFAN JANOSKI SLIP)”を着用していたが、今大会には2023年に発売された自身のシグネチャーモデル“ダンク ロー × ユウト(DUNK LOW x YUTO)”で出場。すると、予選が行われた27日(同時間)から「ストックX(STOCKX)」をはじめとした二次流通市場では取引数が増え始め、優勝後にはスニーカーフリマアプリ「スニーカーダンク(SNKR DUNK)」だけでも200足以上の購入が確認されている。
“ダンク ロー × ユウト”は、彼がスケートボードのスキルを習得した場所をイメージしたというグレースエードとホワイトレザーが基調で、シュータンタグにコラボを示す“Nike SB”と“YUTO HORIGOME”の文字を配置。また、シュータンタグの裏やヒール横などに堀米家の家紋“鷹の羽紋”を施し、インソールでは「ナイキ SB」のロゴや“鷹の羽紋”を米粒のグラフィックで表現している。