「食費月5000円でいけてた」 母子家庭で仕送りなし、奨学金で大学へ…苦学生の自炊生活に称賛の声
物価高騰が続くなか、家計節約の手段として真っ先に上がるのが日々の食費。ネット上でもさまざまな節約術が日々公開されています。そんななか、「学生時代食費月5000円でいけてた」という驚きの投稿が話題を呼んでいます。投稿者のM(@f_ww2z)さんに詳しい話を聞きました。 【写真】15日分の食事 「これ月5000円はすごい」 実際の様子 ◇ ◇ ◇
母子家庭で奨学金を借り大学進学、仕送りはなくバイト代のみで生活
「学生時代食費月5000円でいけてた私もしかしてやりくり上手やったのか」 今月8日、SNS上に投稿された画像には、オムレツやパスタ、ハヤシライス、ハンバーグなど、おいしそうなごちそうの写真がズラリ。見るからに豪華な日々の食事を、月々わずか5000円の食費で賄っていたというから驚きです。投稿者は続く投稿で、「仕送りなしバイト代8万のみでやりくりしてたからまじでどうやって生きてたか謎すぎる 家賃は2.5万やった」と当時の生活についてつづっています。 投稿には「自炊ですか!? すごすぎます!!!!!!!」「これ月5000円はすごい」「オムライスめっちゃ上手ですね」「凄いですね やりくり上手ですね どの料理も美味しそう」と称賛の声が相次いでいます。 投稿者によると、食費を月5000円に収めていたのは学生時代だった4年前のこと。当時は滋賀県の駅から離れた安いアパートに住んでおり、1日1食の生活でアルバイト先の賄いで空腹を満たした日もあるといいます。 「母子家庭だったので奨学金で大学に行っており、仕送りなしのバイト代のみで生活していました。『月の食費16000円』という投稿が話題になっており、『昔の私は実際にできてたけどなぁ、すごかったんだな』という軽い気持ちで投稿しました」と投稿者。食費を抑えるコツとして「トマト、冷凍ブロッコリー、卵、もやしなど、基本は同じ食材のみでやりくりしていました。そこにお肉が安いときはお肉、魚が安いときは魚を追加するような感じでした」と工夫を凝らしていたといいます。 一連の反響については「うそだ、無理だというお声もあったなかで、お褒めの言葉もたくさんいただき、うれしかったです。あらためて、学生時代でお金がないながらも頑張ってやりくりできていた自分に自信がつきました」と前向きに話してくれました。
Hint-Pot編集部