新王者・岡慎之助「怪我乗り越えてきてよかった」２年前の前十字じん帯断裂も復活「パリは自分の軸だった。１つ強くなったなって」
「パリ五輪・体操男子個人総合・決勝」（３１日、ベルシー・アリーナ） 初出場の岡慎之助（２０）＝徳洲会＝が６種目合計８６・８３２点で金メダルを獲得した。１２年ロンドン、１６年リオデジャネイロ五輪の内村航平、２１年東京五輪の橋本大輝に続き、日本勢は４連覇を達成した。連覇を狙った橋本は６位に終わった。団体、個人総合の２冠は１６年リオデジャネイロ五輪の内村航平以来となった。 【写真】思いのつまった表情で金メダルを見つめる岡 いい顔すぎる！ 岡の一問一答は次の通り。 －最後、張博恒の得点を見ている時 「ずっと勝ちたいと思っていた。点数の計算が全然できないので、わかんなくて…。点が出た瞬間はやっと勝てたと。怪我を乗り越えてきてよかったなと思いました」 －６種目全体の評価 「自分としてはそんなにいい実施ができた感じはない。でもやっぱりちゃんと評価してくれるなって思いました」 －鉄棒前の心境 「本当にポイントを絞って、中途半端な演技をせずに思い切ってやるって思ってました。すごい緊張はしてました。ビビらずに思い切って演技できてよかった」 －表彰台の頂上の光景 「怪我をしてからきついトレーニングもあった。パリは自分の軸としてあった。パリがあったからここまでこれた。１つ強くなったなって感じだった」
