【Patagonia】2024年春夏「パタゴニア」試着ルポ後編。定番名品「バギーズ」、「ブラックホール」バッグの新作もチェック! PART.2
前編では機能的なパフォーマンスカテゴリーの注目アイテムを紹介したが、後編はTシャツやバギーズなど、デイリーに着られるライフスタイルカテゴリーを中心にお届け。 【写真】2024年春夏「パタゴニア」試着ルポの画像をもっと見る
メッセージを読み解くのが楽しいTシャツ
重要なメッセージを楽しいロゴやグラフィックで伝える、パタゴニアのTシャツ。パタゴニアのデザインチームやスタッフだけでなく、気鋭のアーティストが描いているものも多く、アメリカのカルチャーが感じられるという点からも注目度が高い。各自がおすすめをピックアップした。 キモカワ系が好みらしい山崎は、ファンキーなハウンド犬のグラフィックTを目ざとく見つけた。 山崎:犬がマウンテンバイクに乗っていて、しかもスポーツサングラスをかけて、ネオンカラーのTシャツを着ている。インパクトあるよね。 コミックアートで高く評価される、Alexis Ziritt(アレクシス・ジリット)のグラフィック。
癒され系に反応する薬師神は、スモーキーなトーンのこのイラスト。 薬師神:自然を描いているのに、とてもグラフィカルでアートな印象。色使いにも癒されます。 ほっこりした作風で人気を集めるWyatt Hersey(ワイアット・ハーシー)のマウンテンバイク・グラフィック。
またもや不思議なキャラクターが走るTシャツをセレクトする山崎。 山崎:キノコのランニングマンがマタンゴみたいで、面白い。真ん中のはコンブ人間? こちらはトレイル・カテゴリーのグラフィックで「Trotter and Friends(走る人と友だち)」。真ん中にいるのはコンブ人間ではなく「Tree Trotter(走る木)」。前後を走るのはカルフォルニア・ポピーと森のキノコだ。
モノトーンのスタイリッシュなTシャツを手にする薬師神。 薬師神:「TAKE ONLY WHAT YOU NEED(必要なものだけを獲る)」というメッセージはシビアですが、グラフィックはクールですよね。 こちらはコール・トウ・アクション(行動を呼びかける/CTAは省略形)・グラフィックのシリーズ。
小林さんはパタゴニアの原点となる、シュイナード・イクイップメント時代のグラフィックを再現したTシャツを紹介してくれた。 小林:「BUILT TO ENDURE(長持ちする製品作り)」というパタゴニアのもの作りのポリシーをクラシックなグラフィックに組み合わせました。 ダークボディに鮮やかなアクセントカラーのコントラストも美しい。