ヴィトンのバッグに、エルメスのベルトetc. スペシャルブランドの銘品を菊池陽之介がレコメンド
ファレル・ウィリアムスの創造力を感じる「ルイ・ヴィトン」のバッグに、シンプルかつロックな「エルメス」のベルトなど。 ▶︎すべての写真を見る デイリーコーデに上質さをプラスするラグジュアリーアイテムを、菊池陽之介さんがレコメンド。
「完璧にヤラれました」と語る究極の逸品をご覧あれ。
「ルイ・ヴィトン」のバッグ
「ルイ・ヴィトンといえば、やはりバッグ。存在感が飛び抜けていて、なかでもこの3-WAYタイプからはファレル・ウィリアムスのフレッシュな創造力を感じます。 微かにフェードしたモノグラム・ダスト キャンバス、ランドリーバッグから引用したディテール、小脇に抱えられるサイジング。 地に足のついたストリート感と遊び心の塩梅に、完璧にヤラれました」。
「エルメス」のベルト
「シンプル。でも、ロックな毒っ気を少量匂わせる。きわめて繊細なバランスが、エルメスの神髄を物語っています。 アイコンの『H』は見当たらないけれど、わかる人には伝わるデザインの力強さ。 革の品質はもちろん、ポリッシュ&ブラッシュで磨かれたバックルや、ひと目見ただけで品の良さが感じられるチェーンからも特別感が漂う。これほど非の打ち所がないベルト、お目にかかれません」。
「ジョンロブ」のブーツ
「いわゆるチェリーレッドはブーツの定番色ですが、ジョンロブが手掛けるとまったく違って見える。 武骨さの隙間から、ドレス感をしっかり覗かせるんです。オイルの滲み具合も品が良くて、無性に育てたくなりますね。 見た目に反した軽さ、レザーの撥水性も日々履きたくなる理由に。今季はコーデュロイパンツと合わせたいな」。
「ジョルジオ アルマーニ」のストール
「アルマーニのネイビー。それだけで食指を動かす魅力を秘めたストールですが、こちらはシルク混カシミヤ素材を採用。 しなやかなドレープ感でも“らしさ”を感じさせる、まさにアイコニックな銘品です。 コーディネイトとしては、同じ素材のシャツとのアンサンブルを提案。ショールカラーのジャケットのようにこなせて、すごく大人っぽい」。 清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング 増山直樹=文
OCEANS編集部