大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文1)未来を変えていただいている
1日2000名規模で接種
また、府内の医療機関等の医療従事者で受けていらっしゃらない方がいらっしゃったら、ぜひここで受けていただきたいと思います。医療従事者のワクチンの枠というのは、予約枠も含めて、今、余ってきているというような状況です。できるだけ受けてくださいという話をしていますが、いろいろ忙しい方もいらっしゃると思いますけれども、ぜひ受けていただきたいと思います。 それから1日の接種可能数、これは先ほど申し上げましたけども、1日2000名規模で接種をしていきます。そして、あとでスペースの説明もしますが、スペースとしても3000名までのスペースを確保していますので、あとは医療人材、特にお医者さんです。打ち手の看護師さんは、3月から始めた看護師さんのワクチンの接種の研修制度によって多く確保できている状況でもありますので、そこは確保できると思いますけれども、予診の医師は確保でき次第、この3000名まで増やしていきたいと思います。当初はやっぱり安定的に運営させるためにも2000名から始めていきます。 接種会場ですけども、マイドームおおさかでやります。予約の方法、予約の開始時期ですけれども、インターネット、LINE。詳細については後日公表いたします。電話については、予約はやらないという方向で進めていきたいと思います。これは国の大規模接種センターと同じでありますけれども、インターネット、LINEでの予約で受け付けていきたいと思います。ワクチンについてはモデルナ社製のものを予定しております。
予診の医師が20~25名必要
規模、集団接種の人材確保についてですが、もちろんこれは市町村の接種体制に影響を与えてはいけませんから、そういった形で人材確保も含めて、この間、準備を進めてまいりました。まず大阪府の医師会の皆さん、地区医師会の皆さんはぜひ市町村を、強く支援をお願いしたいと思います。これまで市区町村からそれぞれの応援要請もあり、大阪府のワクチン連絡会議でも、府の医師会から全面的に協力するということをいただいていますけれども、ぜひ医師会所属の皆さんは市町村の全面的なバックアップをお願いしたいと思います。大阪府の接種会場においては、医師会の皆さまに声を掛けるということはいたしません。 まず、特に予診の医師の確保、20名から25名必要になります。レーンとしては10レーンつくりますので、20名から25名、交代も含めて、1日に必要になります。主な調整先ですけれども、現在調整しているのが5大学病院。これは大阪にある5つの大学病院です。そこにお声掛けをさせていただいています。もちろんこれは地元の市町からの大学病院も声掛かっているところがありますから、それとバッティングしない範囲でお願いしますということをやっています。 そして法務省の矯正局であったり、これは比較的、手が挙がってきているんですけど、府の退職医師です。府のもともと職員で医師資格がある方についてリストがありますから、そこに声掛けしましたところ、比較的多くの方に手を挙げていただけそうな状況になっています。あとは人材紹介会社。これは派遣です。派遣の、お医者さんを派遣する会社。そういったところで調整をしながら予診医師の確保を今しています。 それから看護師さん。これは予診の事前確認であったり、あるいは接種、薬剤の充填であったり、経過観察等についてですけれども、これは60名程度、府の看護協会さんからご協力をいただきます。これにつきましては先ほども申し上げましたが、3月からこのコロナワクチンの医療人材は必ず必要になるということで研修を開始しています。この間、2カ月半、3カ月弱ぐらいずっと研修を続けているわけですけれども、それによって現状は応募者が約1500名。そして接種してもいいよと、研修済みで登録していただいている方、接種意向あるよという方については1200名の府内の、いわゆる離職した看護師の方が手を挙げていただいています。