イオン銀行、カード不正利用急増で対応進める-早期に調査結果報告へ
(ブルームバーグ): イオンカードの不正利用に関する一部報道を受け、イオン銀行は29日、急増する不正利用の対応を進めており、一日も早く調査結果を報告すると発表した。
同行はセキュリティー体制の強化や専用相談窓口の開設などを進めている。一方で、被害にあった利用者への対応は追いついていないという。
発表によると、不正利用の手口のほとんどが偽のメールなどで顧客情報をだましとるフィッシング詐欺などだった。同行では、入力画面を開いてしまってもカード情報や個人情報を入力しないよう呼び掛けている。
イオンカードの情報を盗まれた利用者から、カードを停止した後も勝手に商品の購入に使われているという被害の相談が相次いでいるとNHKが28日に報じていた。
(c)2024 Bloomberg L.P.
Junko Hayashi