「緊急事態宣言」西村担当相が会見(全文1)理美容、ホームセンターは継続を
東京、大阪から地方に飛び火した例も見られる
そしてこれは7都府県、緊急事態宣言の対象地域となりました7都府県ではもちろんのことですけれども、それ以外の都道府県が何もしなくてもいい、もう俺たちは安心だということではなくて、むしろそれ以外の都道府県でも感染者が発生していますし、その数も少しずつですけども増えてるところが多いです。ぜひ日本全国で東京、大阪から地方に飛び火している、クラスターが飛んでいる例も過去見られています。ぜひともご理解をいただいて、日本全国で1カ月間、こうして努力を重ねていただければというふうに思います。 もちろんどうしてもの活動、会社に行く方もおられます。先ほど申し上げたように企業側にはテレワークや、あるいは時差出勤や、あるいは交代でのさまざまな工夫をしていただいて、通勤する方を減らす努力をお願いしたいと思いますし、このことは経済三団体に対して、あした以降、私からあらためてまたお願いしようと思っておりますが、会社に来た方、あるいは活動で、なんらかのどうしても出なきゃいけないことがある方も、3つの密、もう何度も申し上げてますけれども、密閉、密集、密接、これを避けていただく。これがこの基本的対処方針の中で何度も書かれていることであります。これを徹底する。ぜひともお願いをしたいと思いますし、会社に来ても、今日のこういう会見もそうですけれども、人と人の距離を取ることで感染のリスクは大幅に下がりますので、人との接触の機会を8割減らすということですから、どうしても何かで外出したとしても人との接触を減らすということでお願いをしたいと思います。
買い物はできるだけ接触を減らして
3つの密が重なる場が一番リスクが高いということですけれども、密閉というのが1つ、最初にあります。そうすると外ならいいのかということで例えば巣鴨の商店街であったり谷中の商店街であったり、外で多くの方がそこに集まっておられる。商店街の皆さんにとってはうれしいことなんだと思いますけれども、しかしオープンな空間であっても近い距離で会話をすれば、これは感染のリスクが高まります。接触を減らすということでありますので、もちろん買い物も生きていくためには、生活を維持するためには必要ですから、これはぜひ買い物されるときも、できるだけ接触を減らしながら、そしてマスクをすることによって飛沫感染は防げる。お互いに自分の身を守りながら、うつすこともしないということになりますので、こうした1つ1つの小さな積み重ねが、この感染症を封じ込める最も強力な手段でありますので、ぜひとも多くの皆さんにご理解をいただいて、あらゆる場面において実践していただきたいというふうに思います。 政府としてもこうした取り組み、あす時間を調整しておりますけれども、7都府県の知事の皆さんとテレビ会議で、こうした基本的対処方針の考え方、今日まとまった考え方について私から説明し、それぞれの都府県の取り組みも確認をしながら、緊急事態宣言のこの地域の感染拡大を防ぎ、そして全国の皆さんにもご協力いただいて、なんとかこの1カ月間で感染者数が、新規の感染者が減っていくようにそうした取り組みをしていきたいというふうに思います。ぜひとも皆さん方のご協力をお願いいたします。