「自治体の判断というのが本当によく分かんない」大阪・吉村知事会見8月24日(全文4)
岸田総理は隔離の短縮期間を今後判断するということだが
関西テレビ放送:関西テレビの菊谷です。陽性者の隔離期間の短縮の政府の方針に関してですけれども、先ほどそのこと自体には賛成ということでしたけれども、この短縮の期間に関しては、岸田総理は今後の感染状況を見極めてから、つまり今後、判断するということですけども、これから判断という部分に関してはいかがでしょうか。 吉村:ちょっとこれは今までもずっとそんなことで繰り返されてきてますので、そこは速やかに判断をしてもらいたいと思います。有症状の方は今10日で、無症状の方は今7日。それが有症状で7日、無症状の方は5日ということだと思いますけれども、僕はそれが合理的だと思うし、そしてマスクなんかをやることによって、まったく無症状とか症状がほとんどない人まで全員10日とか7日にする必要はないと思ってますから。ちゃんとマスク等の対策も取りつつ、やはり社会で活動できるようにするということは必要だと思います。 ただこれをゼロにするっていう話ではありませんので。それでも7日間の、どんなに症状が軽くても7日間の隔離になりますから、そこについては短くなる、短縮するということについては、僕は賛成の立場です。 関西テレビ放送:すいません、あと全数把握の件でもう1点。全数把握、基本的に政府のほうは高齢者などに限定するかどうか自治体の判断としながらも、いずれにせよ数の把握は続けるというのが政府の方針ですけれども、数の把握を続けるということ自体に関しての知事の考えをお聞かせください。 吉村:感染の傾向、動向を把握するという意味では必要なんだろうというふうに思います。これ定点観測でも基本的に、日々のあれではないですけれども、数は把握をしていけますので、感染の動向を把握するという意味ではそれは、ずっとやる必要はないと思いますけども、一定期間それを行うということは、さまざまな制度を変更していく上で、そこについては医療機関や保健所の負担が非常に軽減が図れるんであれば、僕はそれは続けたらいいというふうに思います。ただ、ずっと続けるものではないとは思ってます。 司会:どうぞ、後ろ。 【書き起こし】大阪・吉村知事会見8月24日 全文5に続く