「こんな奴が書いた告発文書なんて…」元県民局長のプライベートな情報、なぜ漏えい?県関係者が新証言【報道特集】
2馬力選挙については12月3日、村上総務大臣が「公選法違反の恐れがある」と懸念を示した。 村上誠一郎 総務大臣 「一般論で申し上げますと、選挙運動は公職選挙法で認められている範囲内で行われる必要があり、公職の候補者が他の候補者の選挙運動を行う場合には、その態様によっては、公職選挙法上の数量制限などに違反する恐れがあると考えています」 ■「斎藤支持者にとって県民局長は悪」支援者の証言 『チームさいとう』と名づけられた、斎藤知事の支持者があつまるチャットに参加していた女性。知事選における二馬力選挙の実態を証言する。 『チームさいとう』に参加していた女性 「斎藤支持者にとって県民局長は悪なんですよ、敵なんですよね。県民局長の告発によって、斎藤さんははめられた、知事をやめさせられることになった。その県民局長のことを悪しざまに言ってくれる立花さんは斎藤支持者にとっては、援軍なわけですよ。 立花さんが真実を話してくれた、立花さんを応援することによって、本当は斎藤さんは正しかったということを兵庫県民に知らせる、知らしめる」 一部の斉藤支持者がとった方法は、立花氏のポスターを貼ることだった。 『チームさいとう』に参加していた女性 「斎藤さんの街宣場所にいれば、立花候補がその場所に来て、立花候補のポスターをもらえるということは、このグループチャット内でみんな知ってたんです。 だったら立花さんのポスターを貼るお手伝いをしましょうみたいな。そういった議論がなされて、かなりのメンバーが(ポスター貼りを)していました」 チャットの履歴にも… 『立花さんのを貼りまくります!』 『立花孝志様ポスター貼付、下記を達成』 『立花さんが準備くださった1枠を無駄にできません』 選挙戦中盤には、立花氏が選挙ポスターの第二弾を発表。「元県民局長 自殺の真相」と題し、内容もさらに過激になった。 その頃『チームさいとう』のチャットでは、こんな投稿が… 『第二弾は明日から配られるそうです』 『来られない方は、NHK党のポスター関係者へ下記の情報お送りいただければ、ご郵送いたします』 『第一弾以上に盛り上げていこうじゃありませんか?』